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「東京オリンピックの金は過去のこと」東京五輪金メダルのレスリング・志土地真優が天皇杯3位 

2022年12月25日 14:08
「東京オリンピックの金は過去のこと」東京五輪金メダルのレスリング・志土地真優が天皇杯3位 
東京五輪金メダルの女子53キロ級、志土地真優選手
◇天皇杯全日本レスリング選手権(12月22日~25日、駒沢)

東京五輪金メダルの志土地(旧姓:向田)真優選手が3位決定戦で勝利しました。

志土地選手は前日の準決勝で、奧野春菜選手に1-3で敗れています。3位決定戦では育英大学の下野佑実選手と対戦し、前半1-0で折り返します。後半、相手がタックルを仕掛けてきたところをうまく切り返し倒すと、そのままフォールに持ち込み、勝利しました。

「初戦から思うように体が動かなくて、準決勝も負けてしまったんですけど、最後は気持ちを切り替えて、3位決定戦に勝ちきれて終われたのはよかったなと思います」

女子53キロ級には天皇杯準決勝までで公式戦105連勝を決めている藤波朱理選手がパリ五輪出場を狙っています。その藤波選手については「強い選手でリーチも長くて、スピードも速いですし、世界トップの選手だと思っています。ですが、パリオリンピックに向けては倒さなきゃいけない存在。藤波選手もそうですし、53キロ級は層も厚いので、しっかり勝ちたいと思います」とパリ五輪の選考会の1つとなっている来年6月の全日本選抜に向けて意気込みました。

「東京オリンピックの金は過去のことなので、次のパリに向けたスタートが今回から始まっているので、若手の選手に負けないように次の6月でしっかり優勝できるように準備していきたいと思います」