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【バスケW杯】“遅咲きのルーキー”原修太 「食らいついて必死にやるしかない」

2023年8月24日 6:30
【バスケW杯】“遅咲きのルーキー”原修太 「食らいついて必死にやるしかない」
バスケ日本代表・原修太選手
8月25日(金)に開幕するバスケットボールワールドカップ。世界ランク36位の日本代表は東京五輪で銅メダルを獲得したオーストラリア(世界ランク3位)や、強豪ドイツ(同11位)、フィンランド(同24位)と同じグループEで戦います。“死の組”とも評されるグループで世界に挑む日本代表の全選手を紹介。今回は原修太選手です。

千葉県出身、小学校3年生でバスケを始めた原修太選手。高校までは全国大会とは無縁のチームに所属。進学した国士舘大学も関東大学リーグ2部と、決して強いチームではありませんでした。それでも3年次に1部に昇格すると、そのプレーがBリーグ・千葉ジェッツの目にとまり、卒業後に入団しました。

身長187cmながら、自身より大きい外国人選手にも当たり負けしない体の強さを持つ原選手。今季リーグのベストディフェンダー賞を受賞し、日本代表でもディフェンダーとして期待がかかります。

さらに、代表ロスター入りの大きなアピールとなったのが先月8日の台湾戦。この試合が代表デビューとなった原選手は、ベンチ出場ながら7本中、6本の3ポイントを沈めチームトップに並ぶ18得点を記録。特に第4Qではおもしろいようにシュートが決まり、6本中5本を決め攻撃をけん引。会場もチームメートも原選手の活躍に大盛り上がりでした。

千葉Jでチームメートの富樫勇樹選手も「Bリーグでもあんな活躍見たことないですよ。たまたまでしょ」と冗談めいたコメントを残しましたが「今日の活躍は嬉しいですね」と笑顔を見せました。

原選手も「特に第4Qは、シュートを打った瞬間に『入る』と思えるくらい調子が良かった。バスケをやっていて、ここまでの感覚になることはなかなかない」と自画自賛していました。

無名選手からW杯の日本代表入りを果たした“遅咲きのルーキー”原選手。「3ポイントだけでなくディフェンスでもアピールしたい。相手がどんな選手でも守れる自信がある。勢いに乗っている相手を止められるようにしたい。日本代表では、自分はまだ“ルーキー”。自分よりも代表歴の長い選手たちに食らいついて、必死にやるしかない」と活躍を誓いました。

▽日本の1次ラウンド組み合わせ
8月25日(金) 日本×ドイツ
8月27日(日) 日本×フィンランド
8月29日(火) 日本×オーストラリア
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