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日本ハム・伊藤が「大海シート」設置へ 地元北海道の子どもが「夢や希望を持つきっかけに」

2022年3月22日 19:44
日本ハム・伊藤が「大海シート」設置へ 地元北海道の子どもが「夢や希望を持つきっかけに」
北海道の子どもたちを招待する「大海シート」を設置する伊藤大海投手 【写真:球団提供】
プロ野球・日本ハムファイターズは22日、伊藤大海投手(24)が自らの発案で今シーズン札幌ドームの主催64試合に「大海シート」を設置することを発表しました。

プロ1年目の昨季はローテーションを守り10勝9敗、防御率2.90の好成績。東京五輪では侍ジャパンにも選出され、パ・リーグ新人特別賞を受賞しました。

自身も北海道出身で、北海道の子どもたちに「広く大きな海のように、大きな夢を抱く人になってほしい」という伊藤投手の思いから設置することになった「大海シート」。

北海道内の児童養護施設に入所している子どもたちのほか、ファイターズが北海道に誕生した2004年生まれの高校3年生(2022年度)や「将来の夢」をテーマにした作文を公募し応募のあった方を対象に、各試合4人を札幌ドームに招待します。

伊藤投手は球団を通じ「様々な理由でサポートを必要とする子どもたちや、大海原へ出るように将来の大きな夢に向かってチャレンジする方たちに、野球というスポーツが夢や希望を持つきっかけになり、プロのプレーがもたらす感動や興奮がこの先の成長、自立につながってくれたらと思い、試合招待を企画しました。大海シートに座って応援してくれる皆さんの声援を力に変えて、2022年シーズンも全力でプレーしていきます」とコメントしています。