×

ホーバスジャパン4戦目 富樫勇樹が両チーム最多19得点も強豪・豪州に敗戦

2022年2月27日 22:13
ホーバスジャパン4戦目 富樫勇樹が両チーム最多19得点も強豪・豪州に敗戦
豪州戦19得点の富樫勇樹選手 【写真:長田洋平/アフロスポーツ(2021年8月撮影)】

◇2023年バスケットボールW杯アジア地区予選Window2 日本64ー80オーストラリア(27日、沖縄アリーナ)

トム・ホーバスヘッドコーチが就任し、4試合となった世界ランキング35位のバスケットボール男子日本代表。この日は強豪・オーストラリア(同3位)と対戦しました。

試合序盤、オーストラリアの高さに苦戦し、リードを許す日本。それでも第2クオーター、積極的にスリーポイントシュートを放って追い上げます。富樫勇樹選手と谷口大智選手の連続スリーポイントなどで、40ー42と2点ビハインドまで迫ります。

ハーフタイムにはホーバスヘッドコーチが、「今はスリーポイントの確率は33%位、40%まで上がれば必ず勝てるよ」とチームを鼓舞。

第3クオーター、その言葉通り富樫選手がスリーポイントを3本成功。しかし、他の選手の決定率は上がらず、このクオーター日本の得点は富樫選手の9点のみ。オーストラリアにリードを広げられます。

第4クオーターもオーストラリアに引き離された日本、64ー80で敗れました。富樫選手は5本のスリーポイントを含む両チーム最多19得点をあげるも、日本のスリーポイント成功率は27%と課題を残しました。

試合後、ホーバスHCは「世界ランキング3位を相手にうちのベストのバスケをできないなら(勝つのは)難しいけど、最後の最後まで日本は気持ちで負けていなかった」と40分間戦った選手のメンタル面を評価。また初戦の中国戦からの3か月間で選手のレベルアップに成功したといいます。