25日、バスケットボール男子日本代表が翌日に控えた2023年W杯アジア地区予選Window2に向けて、会場である沖縄アリーナで練習を行いました。

今回の日本代表はトム・ホーバスヘッドコーチの下、富樫勇樹選手(28)やシェーファー　アヴィ幸樹選手(24)など前回11月より招集されているメンバーに加え、今季Bリーグでアシストランキング1位の島根・安藤誓哉選手(29)や、昨季新人ベスト5のアイザイア　マーフィー選手(23)など、活躍めざましい選手を新メンバーに招集しました。

ホーバスHCは今回の合宿について「短い合宿だったが、準備はできた。新しく呼んだ選手と合宿するのは初めて。試合で照明を浴びた時にどんな選手になるのか、すごく楽しみ」と新メンバーへ期待を膨らませました。

その中でもホーバスHCが注目していたのは茨城ロボッツでプレーする谷口大智選手(31)。201センチの谷口選手はゴール下を中心にプレーをするパワーフォワードの選手ですが、今季3ポイントシュートの成功率は40％と外からのシュートにも定評があります。

ホーバスHCは「東京オリンピックの時も宮澤夕貴選手がパワーフォワードをやりながら、ノーマークで3ポイントシュートを打ちました。私のバスケのシステムをしっかりやったらパワーフォワードの選手に3ポイントを打つチャンスがやってくる。谷口が沖縄に入ってからチームで一番調子がいいので、3ポイントシュートを出してほしい」と期待を寄せました。

バスケットボール男子日本代表は26日チャイニーズ・タイペイ、27日オーストラリアと対戦します。

【サムネイル】0225ホーバス【キャプション】26日からのW杯予選に向け新メンバーの活躍を期待するトム・ホーバス男子代表HC(中央)