【W杯】データで見る決勝 チームスタッツはアルゼンチン優勢も…個人ではフランスが“圧倒”
◇サッカーFIFAワールドカップカタール2022 決勝 アルゼンチン3-3(4PK2)フランス
アルゼンチンの36年ぶり3度目の優勝で幕を下ろしたW杯カタール大会。PK戦にまで及ぶ激闘となった決勝戦を、データで振り返りました。
チーム別データでは、アルゼンチンがボール支配率(46%)、シュート数(21本)、パス(648本)、コーナーキック(6回)でフランスを上回りました。
試合の主導権を握り、より攻撃機会を多く作っていたことが数字として表れました。
一方のフランスは、相手ペースで試合が進む中、クロス(24本)、フリーキック(28回)などでアルゼンチンを超える数字をマークしました。
また選手別データでは、敗れたフランスの選手たちが“圧倒”する意外な結果になりました。
シュート数はエムバペ選手の6本、クロス数はコマン選手の7本、走行距離はチュアメニ選手の15.6キロ、スプリント数はクンデ選手の82など、アルゼンチン以上に個人の活躍が光っていたことがわかりました。
【主なチームスタッツ】
◇ボール支配率
アルゼンチン 46%、フランス40%(中立14%)
◇シュート数
アルゼンチン 21(枠内9)、フランス10(枠内5)
◇パス(成功数)
アルゼンチン 648(544)、フランス516(419)
◇クロス(成功数)アルゼンチン 20(4)、フランス24(3)
◇コーナーキック
アルゼンチン 6、フランス5
◇フリーキック
アルゼンチン 22、フランス28
◇被ファウル
アルゼンチン 26、フランス19
◇オフサイド
アルゼンチン 4、フランス4
【主な個人スタッツ】
◇最多シュート 6 エムバペ選手(フランス)
◇最多クロス 7 コマン選手(フランス)
◇最多パス 93 エンソ・フェルナンデス選手(アルゼンチン)
◇最長走行距離 15.6キロ チュアメニ選手(フランス)
◇最多スプリント 82 クンデ選手(フランス)
◇最多守備的プレス 48 アルバレス選手(アルゼンチン)
◇最多セーブ 21 ロリス選手 (フランス)