×

【W杯】データで見る決勝 チームスタッツはアルゼンチン優勢も…個人ではフランスが“圧倒”

2022年12月19日 14:00
【W杯】データで見る決勝 チームスタッツはアルゼンチン優勢も…個人ではフランスが“圧倒”
死闘を繰り広げたアルゼンチンとフランスの決勝戦(写真:ロイター/アフロ)

◇サッカーFIFAワールドカップカタール2022 決勝 アルゼンチン3-3(4PK2)フランス

アルゼンチンの36年ぶり3度目の優勝で幕を下ろしたW杯カタール大会。PK戦にまで及ぶ激闘となった決勝戦を、データで振り返りました。

チーム別データでは、アルゼンチンがボール支配率(46%)、シュート数(21本)、パス(648本)、コーナーキック(6回)でフランスを上回りました。
試合の主導権を握り、より攻撃機会を多く作っていたことが数字として表れました。

一方のフランスは、相手ペースで試合が進む中、クロス(24本)、フリーキック(28回)などでアルゼンチンを超える数字をマークしました。

また選手別データでは、敗れたフランスの選手たちが“圧倒”する意外な結果になりました。

シュート数はエムバペ選手の6本、クロス数はコマン選手の7本、走行距離はチュアメニ選手の15.6キロ、スプリント数はクンデ選手の82など、アルゼンチン以上に個人の活躍が光っていたことがわかりました。

【主なチームスタッツ】
◇ボール支配率
アルゼンチン 46%、フランス40%(中立14%)

◇シュート数
アルゼンチン 21(枠内9)、フランス10(枠内5)

◇パス(成功数)
アルゼンチン 648(544)、フランス516(419)

◇クロス(成功数)アルゼンチン 20(4)、フランス24(3)

◇コーナーキック
アルゼンチン 6、フランス5

◇フリーキック
アルゼンチン 22、フランス28

◇被ファウル
アルゼンチン 26、フランス19

◇オフサイド
アルゼンチン 4、フランス4

【主な個人スタッツ】
◇最多シュート  6  エムバペ選手(フランス)

◇最多クロス  7  コマン選手(フランス)

◇最多パス  93  エンソ・フェルナンデス選手(アルゼンチン)

◇最長走行距離 15.6キロ チュアメニ選手(フランス)

◇最多スプリント  82  クンデ選手(フランス)

◇最多守備的プレス  48  アルバレス選手(アルゼンチン)

◇最多セーブ  21 ロリス選手 (フランス)