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【全13レース】池江璃花子「最後の最後までチームのために頑張りたいと思えた」 最終種目のメドレーリレーで6位入賞

2023年7月31日 16:08
【全13レース】池江璃花子「最後の最後までチームのために頑張りたいと思えた」 最終種目のメドレーリレーで6位入賞
世界水泳選手権の女子メドレーリレー決勝に出場した白井璃緒選手、鈴木聡美選手、相馬あい選手、池江璃花子選手(左から)【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】
世界水泳選手権 競泳 女子4×100mメドレーリレー決勝(30日、マリンメッセ福岡)

世界水泳選手権最終日は、男女の4×100mメドレーリレー決勝が行われ、男女そろって6位に入賞しました。女子は白井璃緒選手、鈴木聡美選手、相馬あい選手、池江璃花子選手が泳ぎ、3分58秒02でした。

予選の3分58秒58を上回る記録を出したリレーメンバーがレースを終え、取材に応じました。

白井選手は「あとは楽しむだけというのを心に決めていて。大歓声の中で、どういう泳ぎをするかが皆さんへの恩返しだと思っていた。順位を上げることもできたし、今できるいいパフォーマンスもできたんじゃないかな」と振り返りました。

予選で第2泳者を務めた青木玲緒樹選手に代わり、決勝で初のリレーに挑んだ鈴木選手は「今後世界大会の中で、私もメドレーリレーのメンバーに戻りたいという夢と目標を思い描いてたので、まさかそのタイミングが今回になるとは思ってもいなかった。(予選が終わって交代を伝えられ)正直動揺はしたけど、また私が泳ぐチャンスをいただけたということで。青木選手の分も私が引き継いで、チーム一丸となって頑張れるような、リレーにしたいなと思って決勝をやりました」と話しました。

その鈴木選手とリレーを繋いだ相馬選手は、今大会、鈴木選手と同部屋だったと言い、「ずっと一緒に過ごしてきたので、気持ちの面でもすごく支えられました」と明かしました。「自分の中では今大会8本の中で、メドレーに向けて立て直していこうと思っていたので、それができたことが一番自信につながった」と今大会に手応えを感じていました。

また、アンカーを務めた池江選手は「予選が終わった時点でメンバーを代えるかという話になってて。自分が出ないかもしれない、自分で勝ち取った決勝に出られないのはすごく悔しいなって思った。決勝に出るなら絶対タイムも上げてやろうと思い、その悔しさを結果に表すことができて良かったなって思います」と話しました。

池江選手は今大会全部で13レースに出場し、このリレーはその最終種目でした。「最後の最後、本当にしんどかったし、たくさんレースを泳いできて、気持ちの部分でも身体の部分でも完璧な状態ではなかった。それでもチームのために頑張りたいと、最後の最後まで思えた。(第3泳者)相馬選手には、0.1秒でも早くタッチしてくれたら絶対私はフランスに勝ってきますと言って、あいさんから引き継いだ。予選を泳いでくれた(青木)玲緒樹さん含め5人と、チームメイトと、観客やテレビの前で応援してくれてた人たちに、すごかったとか、楽しかったとか、そう思ってもらえるレースができたんじゃないかな。自分的には満足した8日間になった」と最後のレースを終え振り返りました。
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