サッカー日本代表のMF久保建英選手(20)は25日、オンライン取材に応じ、中国戦への意気込みを語りました。2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選に臨む日本代表は、27日に中国代表と、2月1日にサウジアラビア代表と、いずれもホームで対戦します。

今回はキャプテンの吉田麻也選手に続き、冨安健洋選手もケガのためメンバーには選ばれておらず、センターバック2人を欠く厳しい状況での戦い。久保選手は「自分たちが今代表を背負って試合できているということを誇りに思いながら、しっかり与えられた役割を全うしていきたい」と前向きな姿勢を見せました。

久保選手にとっては右膝のケガにより、約4か月ぶりの日本代表戦。「当たり前のように得点に絡んでいきたい」と頼もしい建英節も飛び出しました。

15日に行われたエスパニョール戦では見事フリーキックを決め、フリーキッカーとしての期待も高まる久保選手。しかし、「本当にトップレベルのフリーキッカーでも年に何本も決められる人はそんなにいないと思うので、そこまで簡単に入るものじゃない」と、フリーキックの難しさについて改めて口にしました。

「今回の最終予選なんかは勝ちが絶対だと思います」と意気込む久保選手。サッカー日本代表にとって、27日の中国戦はワールドカップ(W杯)出場をかけた重要な一戦となります。