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【数字で振り返る】車いすテニス・国枝慎吾の“驚異的”なキャリア 国際テニス連盟「真の特別な王者」

2023年1月22日 20:00
【数字で振り返る】車いすテニス・国枝慎吾の“驚異的”なキャリア 国際テニス連盟「真の特別な王者」
引退を表明した国枝慎吾選手(写真:ロイター/アフロ)
パラリンピックや世界大会で活躍した、車いすテニス国枝慎吾選手(38)が、22日に自身のSNSで引退を表明しました。

国際テニス連盟(ITF)もこのニュースを報道。そして、国枝選手のキャリアを驚異的として数字を用いて“真の特別な王者”と称賛しています。

◇3
03年、07年、18年の『3回』車いすワールドカップで日本を優勝に導きました。また12年から14年まで『3年連続』で車いすシングルスマスターズで優勝しました。

◇5
パラリンピックでは、04年アテネ大会に斎田悟司選手とのダブルスで初めて金メダルを獲得して以降、21年東京大会シングルスで金メダルを獲得。『5大会連続』でパラリンピックでメダルを獲得した唯一の選手です。

◇6
合計で“6個”のパラリンピックのメダルを獲得しています。(内訳:04年ダブルス金、08年シングルス金、ダブルス銅、12年シングルス金、16年ダブルス銅、21年シングルス金)

◇9
『9歳』の時に脊髄腫瘍を発病し車いす生活。その2年後、車いすテニスを始め、車いすテニスの歴史の中で最も成功した男子選手になるための旅が始まりました。

◇10
ITFワールドチャンピオンに『10回』輝きました。(07年~10年、13年~15年、18年、21年~22年)

◇22
パラリンピックでシングルス『22勝』2敗の記録を残しています。

◇50
『50回』の4大大会タイトルを獲得。(シングルス28回、ダブルス22回)。最後の優勝は、ウィンブルドンでのシングルス初優勝でキャリア・グランドスラムを達成しています。

◇83
02年から22年の間に18人のパートナーと『83個』のダブルスタイトルを獲得。中でも33個のタイトルを獲得した斎田選手と、17個のタイトルを獲得したステファン・ウデ選手(フランス)は最高のパートナーでした。

◇117
01年8月の神奈川オープンの初タイトルから22年10月の楽天ジャパンオープンでのラストタイトルまで『117個』のシングルスでタイトルを獲得しました。

◇582
国枝選手は男子車いすシングルスで『582週間』世界ランキング1位を獲得。これは373週間世界ランキング1位になったノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)より209週も多い数字となります。

◇699
車いすテニスのシングルスで『699勝』をあげ、女子車いすテニスのレジェンド、エスター・フェルヘール選手の700勝にあと一歩のところまできていました。国枝選手はシングルスで699勝106敗、ダブルスで395勝127敗という成績を残しています。

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