【侍ジャパン】外野手は5人 周東、鈴木、吉田、ヌートバー、近藤 これまでの実績は?
野球日本代表・侍ジャパンの栗山英樹監督が26日、14年ぶり3度目の優勝を目指すWBCの登録予定選手を発表しました。
代表に選ばれた外野手5人の成績を見ていきます。
◇周東佑京(ソフトバンク)
WBC初代表の周東選手は、2017年育成ドラフト2位でソフトバンクに入団。19年に支配下登録されました。
50m5.7秒の俊足が持ち味で、20年には50盗塁を決めタイトルを獲得し、チームの日本シリーズ連覇にも貢献しました。
また13試合連続盗塁の世界記録を保持しており、WBCでもその俊足に期待がかかります。
◇鈴木誠也(シカゴ・カブス)
2017年につづき、2度目のWBC代表に選出された鈴木選手は、2012年ドラフト2位で広島に入団。
2016年から6年連続で打率3割超え、25本塁打を記録。2021年には38本塁打と、抜群の攻撃力を誇ります。
東京五輪では全試合に4番として出場し、決勝では3打数2安打の活躍で金メダル獲得に貢献。
2022年からメジャーリーグに舞台を移すと、ケガでの離脱もありながら、104安打14本塁打と好成績を残しています。
◇吉田正尚(ボストン・レッドソックス)
WBC初代表の吉田選手は、2015年にドラフト1位でオリックスに入団。
プロ7年間で打率.327、884安打、133本塁打、長打率.539と非の打ち所がない成績を残し、2022年にはリーグ連覇、26年ぶりの日本シリーズ優勝に大きく貢献しました。
東京五輪でも全試合に出場し、打率.350をマーク。決勝でも2安打を放ち、追加点のきっかけを作るなど安定感のある打撃を見せました。
◇ラーズ・ヌートバー(セントルイス・カージナルス)
日本人の母を持ち、日系人として初めて日本代表に選出されたヌートバー選手。
2022年には108試合に出場し、打率.228、14本塁打、40打点をマークしました。
高校まではアメリカンフットボールのクオーターバックとして活躍していましたが、大学からは野球に集中。フルネームは『ラーズ・タイラー・タツジ・ヌートバー』です。
◇近藤健介(ソフトバンク)
WBC初代表の近藤選手は、2011年にドラフト4位で日本ハムに入団。
捕手としてプロ入りしますが、打撃の能力を生かすため捕手以外のポジションも経験。バットコントロールを磨いてきました。
選球眼に定評があり、2017年には規定打席数未達ながら出塁率.567をマーク。その後のシーズンでもコンスタントに4割超えを記録しています。