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【侍ジャパン】投手陣の実績を振り返る 先発候補にはWBC経験者・ダルビッシュ有や“令和の怪物”佐々木朗希ら実力者がずらり

2023年1月26日 16:00
【侍ジャパン】投手陣の実績を振り返る 先発候補にはWBC経験者・ダルビッシュ有や“令和の怪物”佐々木朗希ら実力者がずらり
侍ジャパンWBC登録予定選手(投手)
野球日本代表・侍ジャパンの栗山英樹監督が26日、14年ぶり3度目の優勝を目指すWBCの登録予定選手を発表しました。

代表に選ばれた投手15人を【先発】と【リリーフ】別に成績を見ていきます。今回は主に先発として活躍が期待される選手10人です。

◇ダルビッシュ有(パドレス)

2009年の第2回大会以来、2度目の選出となったダルビッシュ投手は、04年にドラフト1位で日本ハムに入団。

プロ2年目には12勝を挙げ、チームの日本一に貢献すると、07年から5年連続で防御率1点台を記録しました。

そして12年から活躍をMLBに移すと、昨季はパドレスのエースとして16勝8敗、防御率3.10の成績を残しました。

またWBC第2回大会では"守護神"として登板し、見事胴上げ投手になりました。

◇戸郷翔征(巨人)

WBC初代表の戸郷投手は、2018年にドラフト6位で巨人に入団。

20年には高卒2年目で開幕ローテーション入りを果たし、この年9勝を挙げ、新人特別賞を受賞しました。

昨季はプロ初完投記録するなど、チームトップの12勝。そしてリーグトップとなる154奪三振の成績で、最多奪三振のタイトルを獲得しました。

また去年11月に行われた侍ジャパンの強化試合では、オーストラリア相手に1点リードの5回に登板。4回7奪三振無失点の快投を見せました。

◇佐々木朗希(ロッテ)

WBC初代表の佐々木投手は、2019年にドラフト1位でロッテに入団。

昨季、4月10日のオリックス戦では、ギネス世界新記録となる13者連続奪三振を記録。さらに1試合19奪三振のプロ野球記録も樹立すると、史上16人目の完全試合を達成しました。

侍ジャパンの強化試合ではオーストラリア代表に4回2奪三振無失点。最速159キロを投げるなど、堂々の日本代表デビューを果たし、今大会でも“令和の怪物”の好投が期待されます。

◇大谷翔平(エンゼルス)

WBC初代表の大谷投手は、2012年にドラフト1位で日本ハムに入団。

高校時代から"二刀流"として注目を集めていた大谷投手。16年には投手として10勝を挙げ、打者として22本塁打を記録し、チームの日本一に貢献しました。

そして17年オフにメジャーリーグ、エンゼルスに移籍すると、21年には投手として9勝、156奪三振、防御率3.18。打者として46本塁打、100打点を記録し、満票でア・リーグMVPを受賞。

さらに昨季は投手と野手で規定に到達するなど、今大会でも二刀流での活躍に期待がかかります。

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