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高木菜那、清水宏保ら所属の名門・サンキョーが廃部 人材不足や競技レベル低下が理由

2022年3月1日 21:22
高木菜那、清水宏保ら所属の名門・サンキョーが廃部 人材不足や競技レベル低下が理由
北京五輪女子団体パシュートで銀メダルを獲得した高木菜那選手(左) (写真:アフロスポーツ)
日本電産サンキョーは1日、多くの五輪メダリストを輩出したスケート部を3月31日をもって廃部すると発表しました。

日本電産サンキョーは廃部について、「近年強いリーダーの不足に加えて、ここ数年スケート選手を目指す若者も減り、そのレベルも落ちてきたことから、企業がスピードスケート競技の発展に貢献するという当初の目的についての展望が持てないと判断し、誠に残念ではありますが、2022年3月31日をもって廃部することを決定致しました」と説明しています。

スケート部は1957年創部。過去には長野五輪500mの金メダリスト清水宏保さんや、バンクーバー五輪500mの銀メダリスト長島圭一郎さん、銅メダリストの加藤条治選手が所属していました。

現在は平昌五輪団体パシュートとマススタートで金メダル、北京五輪団体パシュートで銀メダルを獲得した高木菜那選手が在籍。高木選手は廃部発表前の2月27日に自身のインスタグラムで、「高校を卒業してから10年間ずっと支えてくださり、サポートしてくださった日本電産サンキョー。日本電産グループの皆様。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちをつづっていました。
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