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約3940キロ!17連戦中に超過酷な移動 大谷翔平3勝目かけ登板前日はブルペンで42球

2023年4月21日 17:01
約3940キロ!17連戦中に超過酷な移動 大谷翔平3勝目かけ登板前日はブルペンで42球
MLB ニューヨーク・ヤンキース 9―3 ロサンゼルス・エンゼルス(日本時間21日、ヤンキー・スタジアム)

エンゼルスの大谷翔平選手が、21日ヤンキース戦の試合前にブルペンで42球を投げ、次の登板へ向け調整を行いました。この日は敵地ヤンキー・スタジアムで「2番・指名打者」として出場。3打数ノーヒットでチームは敗れました。

試合開始約3時間前にグラウンドに姿を現した大谷選手は壁当てとキャッチボールを約25分。その後ブルペンに入りキャッチャーを座らせて42球の投げ込みを行いました。大谷選手は翌日に本拠地のロイヤルズ戦で登板予定です。

前回登板した18日のレッドソックス戦は、悪天候の影響で試合が約1時間半中断したこともあり、2回31球で降板していました。中3日での登板前日でも、休ませなかったことを聞かれたネビン監督は、「大谷選手がそれを許しません、彼は準備ができています」と信頼を寄せるコメントを残しました。

一方で注目されるのが、次の球場への過酷な移動距離です。ヤンキースの本拠地ニューヨークから、エンゼルスの本拠地アナハイムまでは約3,940キロ。飛行機で約6時間の移動時間がかかり、国内の移動でも時差が3時間あります。さらにチームは15日から始まった17連戦の7戦目を終えたばかり。過酷な条件が並びますが、大谷選手は二刀流としてどんな活躍をみせるのでしょうか。