ジャパンラグビーリーグワンプレーオフ決勝、リーグ1位・埼玉パナソニックワイルドナイツ（以下、埼玉）とリーグ2位・東芝ブレイブルーパス東京（以下、BL東京）の一戦が26日（日）に国立競技場で行われます。

今季リーグ戦で16勝0敗と圧巻の成績を残した初代王者の埼玉は、プレーオフ準決勝でリーグ4位の横浜キヤノンイーグルスと対戦。

後半一時逆転される苦しい展開も、23年W杯日本代表の松田力也選手が相手ディフェンスをこじ開ける圧巻のランを見せるなど、今季全勝の自力を見せ20対17で勝利。決勝へと駒を進めました。

W杯4大会出場のレジェンド・堀江翔太選手は今季限りでの引退を表明。堀江選手のラストマッチを有終の美で飾るべく、初代王者が王座奪還を狙います。

対するBL東京は、14勝1敗1分の2位でプレーオフへ進出。準決勝では東京サントリーサンゴリアスを相手に28対20と競り勝ち、リーグワン創設以降初の決勝進出を果たしました。

"日本ラグビーの象徴"リーチ マイケル選手、23年W杯日本代表のワーナー・ディアンズ選手らを中心に「強靱なフィジカルを全面に出した激しいプレー」が伝統。

さらに今季は、ニュージーランド代表の"世界屈指の天才司令塔"リッチー・モウンガ選手が加わり、攻守で安定したプレーを見せています。

リーグワン初制覇、そして14シーズンぶりの日本一へ。W杯代表勢に注目が集まります。

埼玉とBL東京の一戦は26日の午後3時05分にキックオフです。