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坂本花織が“世界選手権2連覇”「パッてメダルを見たらうれしいけど、パッて顔を上げたら悔しい」

2023年3月25日 6:15
坂本花織が“世界選手権2連覇”「パッてメダルを見たらうれしいけど、パッて顔を上げたら悔しい」
世界選手権 2連覇の坂本花織選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
◇世界フィギュアスケート選手権大会(24日、さいたまスーパーアリーナ)

4年ぶりの日本開催、さいたまスーパーアリーナを舞台に世界のトップ選手が集まるフィギュアスケート世界選手権。

22日に行われた女子・ショートで首位の坂本花織選手がフリーの演技を披露し、合計224.61点で優勝。世界選手権2連覇を果たしました。

披露したのは世界的人気を誇るシンガー・ソングライターSiaのElastic Heartに乗せたダイナミックな演技で会場のファンを沸かせました。

ジャンプではフリップが1回転となるミスをするも、その後は立て直した坂本選手。難易度の高い連続ジャンプを成功させました。

演技後には涙。「パッてメダルを見たらうれしいけど、パッて前を見たら悔しさが戻る。4年前の世界選手権のリベンジと思って挑んだが、その時と同じミスをして本当に情けなかった。この悔しい思いを来シーズンしないようにしっかり練習して全てが完璧な演技をしたい」と、優勝の喜びとミスの悔しさについて口にしました。