レジェンドが帰ってくる!51歳・葛西紀明 ギネス世界記録更新のW杯570試合目へ
570試合目のW杯出場を決めたスキージャンプ・葛西紀明選手
◇ノルディックスキーワールドカップ ジャンプ男子個人第19戦予選(16日、札幌市大倉山ジャンプ競技場 HS137m)
51歳の“レジェンド”葛西紀明選手が、4シーズンぶりにワールドカップに帰ってきます。
17日、18日におこなわれるワールドカップ個人戦本戦に先立ち、16日、札幌市で予選が行われました。この日は朝から吹雪いていた札幌。悪天候の影響で、競技の開始時間が1時間遅れるハプニングもありました。
57人の出場者のうち、翌日の本戦に出場できるのは、上位50人。これまで史上最多となるワールドカップ569試合に出場している葛西選手は4シーズンぶりの本戦出場をねらい、全体4番目で登場しました。
葛西選手がスタートゲートに立つと、「葛西ー!!」とファンからの声援が。ヨーロッパでも“レジェンド”として親しまれている葛西選手。「彼を誇りに思う」と興奮気味に語ったポーランドメディアの記者も、その瞬間を見守りました。
2ラウンドおこなわれる本戦とは違い、予選は一発勝負。
「試合以上に変な緊張感があった」という葛西選手は、「踏み切りのタイミングが遅れた」と、飛距離を伸ばせず、106mにとどまりました。
それでも、予選通過が決まると、安堵の表情を見せ、ガッツポーズ。ファンと笑顔でグータッチを交わしました。
これで、自身の持つ、ギネス世界記録を更新する、ワールドカップ史上最多、570試合目の出場が決定的に。
予選を終えた葛西選手は、「まずホッとしています。周りのいろんな方の応援と、570試合を達成するんじゃないかというプレッシャーがありましたけど、なんとかクリアできてうれしいです」とコメント。「プレッシャーにつぶされそうな感じもありましたけど、持ち前の自分の気力と自信を持って挑んだのでよかった」と振り返りました。
翌日の本戦に向けては、「試合の緊張感を久しぶりに味わいながら、2本そろえて盛り上げたい。しっかりポイントをとって日本国民のみなさんを元気づけたい」と意気込みを語りました。
また、葛西選手を師匠と慕う小林陵侑選手は、「戻ってきましたね。すごく楽しみです。日本のみんなも応援していると思うし、僕も応援、期待しているし、楽しみです」と、レジェンドのワールドカップ復帰を喜びました。
51歳の“レジェンド”葛西紀明選手が、4シーズンぶりにワールドカップに帰ってきます。
17日、18日におこなわれるワールドカップ個人戦本戦に先立ち、16日、札幌市で予選が行われました。この日は朝から吹雪いていた札幌。悪天候の影響で、競技の開始時間が1時間遅れるハプニングもありました。
57人の出場者のうち、翌日の本戦に出場できるのは、上位50人。これまで史上最多となるワールドカップ569試合に出場している葛西選手は4シーズンぶりの本戦出場をねらい、全体4番目で登場しました。
葛西選手がスタートゲートに立つと、「葛西ー!!」とファンからの声援が。ヨーロッパでも“レジェンド”として親しまれている葛西選手。「彼を誇りに思う」と興奮気味に語ったポーランドメディアの記者も、その瞬間を見守りました。
2ラウンドおこなわれる本戦とは違い、予選は一発勝負。
「試合以上に変な緊張感があった」という葛西選手は、「踏み切りのタイミングが遅れた」と、飛距離を伸ばせず、106mにとどまりました。
それでも、予選通過が決まると、安堵の表情を見せ、ガッツポーズ。ファンと笑顔でグータッチを交わしました。
これで、自身の持つ、ギネス世界記録を更新する、ワールドカップ史上最多、570試合目の出場が決定的に。
予選を終えた葛西選手は、「まずホッとしています。周りのいろんな方の応援と、570試合を達成するんじゃないかというプレッシャーがありましたけど、なんとかクリアできてうれしいです」とコメント。「プレッシャーにつぶされそうな感じもありましたけど、持ち前の自分の気力と自信を持って挑んだのでよかった」と振り返りました。
翌日の本戦に向けては、「試合の緊張感を久しぶりに味わいながら、2本そろえて盛り上げたい。しっかりポイントをとって日本国民のみなさんを元気づけたい」と意気込みを語りました。
また、葛西選手を師匠と慕う小林陵侑選手は、「戻ってきましたね。すごく楽しみです。日本のみんなも応援していると思うし、僕も応援、期待しているし、楽しみです」と、レジェンドのワールドカップ復帰を喜びました。