松山英樹「流れに乗れた」初日96位から35位へ急浮上 決勝ラウンド進出
◇アメリカ男子ツアー ファーマーズインシュランスオープン 2日目(現地27日 カリフォルニア州)
2つのコースを使用する今大会で松山英樹選手(29)は初日、より難易度の高いサウスコースでラウンドし、イーブンパーで96位タイと出遅れていました。
巻き返しを狙い、ノースコースでの2日目。インスタートの10番パー5で、バーディースタートを切ります。
すると14番パー4はグリーン手前からチップインバーディー。続く15番では、長いバーディーパットを沈めます。
その後16番、17番と4連続バーディーでスコアを伸ばします。さらに後半5番パー5では、ツーオンに成功しイーグルを奪うなど、この日、1イーグル、6バーディー、3ボギーで通算5アンダー。首位とは8打差ながら、35位タイまで順位を上げ、決勝ラウンド進出を決めました。
松山選手は「最悪とは言いたくないけどそんな感じ」とショットは本調子ではないとしながら、「チップインとロングパットが入ってくれたので、いいきっかけになって流れに乗れました」とコメント。
決勝ラウンドに向け、「(首位と)差はあると思いますけど、伸ばせればこのコースなのでいい争いができると思うので頑張りたい」と意気込みました。