【箱根駅伝】日テレ担当アナが紹介・法政大学 史上最強チームで総合5位以内へ 1人の選手が変えたチームの意識
今回は黒田みゆアナウンサーが、前回大会10位、8年連続83回目の出場となる法政大学を紹介します。
黒田アナは今年の法政大学を“史上最強”のチームだと評します。
■部員のほとんどがベスト更新 出雲でも7位と「過去最高」
前回の箱根駅伝では、3年生(当時)の川上有生選手が最終10区の残り1km地点で逆転。10位で3年ぶりにシード権を奪還した法政大学ですが、今季はさらに調子を上げています。
チームの1万メートル平均タイムが大学史上初めてとなる28分台に到達。また夏合宿以降の秋の大会ではチームのほぼ全員がベストを更新し、さらに出雲駅伝では過去最高タイの7位入賞と、「過去最高のチーム」に仕上がっています。
■「地道に努力すればいつか必ず結果が出る」 チームの意識変えた松永伶選手
黒田アナが注目するのは、3年生の松永伶選手です。関東インカレ5000mでは6位に入賞。ラスト2周で一時は順天堂のオリンピアン、三浦龍司選手を大きく突き放すラストスパートを見せ、スタンドを大いに沸かせました。
「そんな松永選手なんですが、実は1年生と2年生の間に、オーバートレーニング症候群という病気になり、およそ2年間ほぼ走れない状態が続いていたと言うんです」
しかし「地道に努力すればいつか必ず結果が出る」と、松永選手の存在がチームの意識を変えるきっかけとなったそうです。法政大学の目標は総合5位以内。「史上最強チーム」の走りに注目です。