◇プロ野球セ・リーグ 巨人5―3中日（19日、バンテリンドーム）

今月14日に外野手から投手に転向することを発表した中日・根尾昂選手が、9回2アウトの場面でマウンドに登板しました。

中日は4点ビハインドの9回、2アウトランナーなしの場面で投手を交代。「投手・根尾」がアナウンスされると、球場からは大歓声が上がりました。

その対戦相手は、この試合で先制ホームランを打っている巨人の主砲・岡本和真選手と対戦。注目の初球は149キロのストレートでストライク。

2球目はストライクからボールになるスライダーで空振りを奪い、2ストライクに追い込みます。

3球目は外角低めへのスライダーをファウルにされ、4球目は151キロのストレートがわずかに外れボール。

そして1ボール2ストライクの5球目。高めの149キロのストレートで空振り三振に仕留め、観客からは大歓声が挙がりました。

まだ投手登録に変更されていませんが、根尾選手の投球にファンは「颯爽（さっそう）たる投手デビュー」「やはり根尾くんはもってますね！」「根尾はすごい 空気を変える」「まじで根尾が出ると何かが起こる」と大興奮。これからの根尾選手への期待が高まっています。