NBAファイナル第5戦 ウォリアーズが4季ぶり制覇へ王手 ウィギンズが26得点の活躍&プールが超絶プレー
◇米・プロバスケットボール協会(NBA)ファイナル第5戦 ウォリアーズ104ー94セルティックス(日本時間14日、チェイスセンター)
東地区王者のボストン・セルティックスと西地区王者のゴールデンステイト・ウォリアーズによるNBAファイナル。
日本時間14日第5戦が行われ、6回のNBA制覇を誇るウォリアーズがセルティックスを104-94で破り、4季ぶり7回目の制覇へ王手としました。
4戦先勝となるファイナル、互いに2勝ずつ挙げ迎えた第5戦。
第1クオーター、ウォリアーズは今季オールスター選出のアンドリュー・ウィギンズ選手を中心に得点を重ねていきます。チームが得意とする3ポイントシュートの成功率が17.6%と不調の中、ウィギンズ選手が前半だけで16点を挙げ、前半を51ー39と12点リードで終えます。
しかし第3クオーター、セルティックスが反撃します。24歳の若きエース、ジェイソン・テイタム選手が3連続で3ポイントを決めると、続くように司令塔のマーカス・スマート選手とベテランのアル・ホーフォード選手が3ポイントを決め、55-58と開始6分で逆転。
その後は両者リードを許さないシーソーゲームとなりますが、72-74で迎えた第3クオーター残り0.1秒。ウォリアーズ“第3のエース”ジョーダン・プール選手がハーフライン付近からロング3ポイントを決め、ブザービーター。75-74とスーパープレーで再逆転します。
そして最終第4クオーター、序盤からウォリアーズはウィギンズ選手に加え、シューターのクレイ・トンプソン選手が2本の3ポイントを決めるなどセルティックスを突き放し、104ー94で勝利。3勝目を挙げ、NBA制覇に王手をかけました。
勝ったウォリアーズは、ウィギンズ選手がチーム最多26得点13リバウンドの“ダブルダブル”の大活躍。一方敗れたセルティックスはテイタム選手が27得点の活躍も痛すぎる敗戦を喫しました。
NBAファイナル第6戦は日本時間17日、セルティックスのホーム・TDガーデンにて行われます。