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NBA東地区決勝 第7戦までもつれた激戦はセルティックスが勝利 12年ぶりファイナル進出

2022年5月30日 18:32
NBA東地区決勝 第7戦までもつれた激戦はセルティックスが勝利 12年ぶりファイナル進出
NBA東地区決勝、セルティックスが12年ぶりとなるファイナル進出 エースのJ.テイタム選手が26得点の活躍 (写真:AP/アフロ)
◇米・プロバスケットボール協会(NBA)プレーオフ東地区決勝第7戦 セルティックス100ー96ヒート(日本時間30日、FTXアリーナ)

東西上位8チームでリーグ優勝を争うNBAプレーオフ。

東地区の決勝は第7戦が行われ、17回のリーグ優勝を誇るボストン・セルティックスが東地区1位のマイアミ・ヒートを100ー96で破り、12シーズンぶりのファイナル進出を果たしました。

互いに3勝ずつを挙げ、第7戦に勝利したチームがファイナル進出となる大一番。

第1クオーター、セルティックスは24歳の若きエース、ジェイソン・テイタム選手を中心に攻撃を展開します。このクオーター、チーム合計5本の3ポイントを成功させるなど、前半を55-49と6点リードで終えます。

その後、第4クオーターの残り2分30秒の時点でセルティックスがリードを11点に広げますが、ここからヒートが怒とうの反撃を見せます。

司令塔のカイル・ラウリー選手のレイアップ、シューターのマックス・ストゥルース選手の3ポイントなどで残り50秒までに98-96の2点差とします。

そして試合残り20秒、ヒートのエース、ジミー・バトラー選手が逆転を狙った3ポイントシュートを放ちます。

しかし、これが外れるとリバウンドを奪ったのはセルティックス、ヒートに逆転を許しません。その後の反撃も食い止めたセルティックスが100-96の接戦を制し、ファイナル進出を果たしました。

勝ったセルティックスは、エースのテイタム選手がチーム最多26得点の活躍。今季より新設された東地区決勝のMVPに選出されました。

一方、敗れたヒートはバトラー選手が35得点と大車輪の活躍を見せるも一歩及びませんでした。

NBAファイナルは日本時間6月3日に開幕。西地区を勝ち上がったゴールデンステート・ウォリアーズとセルティックスが対戦します。