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宇都宮・比江島の活躍で琉球に快勝、あす勝利で2度目の日本一 Bリーグファイナル

2022年5月28日 15:30
宇都宮・比江島の活躍で琉球に快勝、あす勝利で2度目の日本一 Bリーグファイナル
28日、Bリーグファイナルが行われ、宇都宮が比江島慎選手の17得点の活躍で初戦を勝利(C)B.LEAGUE

◇日本生命 B.LEAGUEファイナル2021-22 GAME1 宇都宮ブレックス80-61琉球ゴールデンキングス(28日、東京体育館)

28日、プロバスケットボールリーグ・Bリーグ年間王者を決める「Bリーグファイナル」の第1戦が行われました。2年連続出場の宇都宮ブレックスは、終盤にエース・比江島慎選手の活躍でファイナル初出場の琉球ゴールデンキングスを突き放し、80-61で初戦を制しました。

第1クオーター、宇都宮は試合序盤、琉球のJ.クーリー選手らを中心としたインサイド陣にリバウンド争いで制圧されますが、C.フィーラー選手が2本の3ポイントシュートを含む連続得点で18-19とします。

第2クオーター、琉球の司令塔・岸本隆一選手の3ポイントシュートやクーリー選手のインサイドプレーで反撃されるも、宇都宮は遠藤祐亮選手の2本連続3ポイントシュートなどで対抗。38-35と接戦で前半を折り返します。

第3クオーター、試合の流れが琉球に訪れます。コー・フリッピン選手のノールックパスからのクーリー選手の豪快ダンクを皮切りに、チャンピオンシップ2試合連続20得点以上の今村佳太選手が得点を量産。宇都宮は終盤フィーラー選手の得点などで、54-56と逆転を許します。

最終第4クオーター、宇都宮はここまで6得点に抑え込まれていた比江島選手が躍動します。開始1分、得意のドライブから得点、同時にファウルをもらいバスケットカウント。3点プレーを成立させると、この日7本のフリースローを全て沈め、比江島選手はこのクオーターだけで11得点の活躍を見せました。

その後も、勢いそのままにディフェンスの強度があがった宇都宮。このクオーター、琉球をわずか5得点に抑え、80-61で快勝。2戦先勝で日本一が決まる初戦を制しました。

GAME2は29日に行われ、宇都宮が勝利すればBリーグ初年度以来2度目の日本一となります。