NBAウォリアーズのカー監督 乱射事件を受けて「もう会見場で亡くなった人の家族にお悔やみをいうのは嫌だ」などと声を震わせる
「教会に通っていた人たちが亡くなり、カリフォルニアでも。そしてきょうは、子どもたちが・・・」と少し言葉につまった後、「どうにかしないと!」とテーブルをたたきながら、訴えたカー監督。
「もう会見場で亡くなった人の家族にお悔やみをいうのは嫌だ。(銃規制に対する)いろんな人の言い訳を聞くのが嫌だ。黙とうに時間をさくのが嫌だ。もう(こんな事態は)終わりにしないと!!」アメリカ国内での銃規制について、声を震わせながら、解決すべきだと話しました。
「銃規制に反対している議員に聞きたい。人々の命よりも自分たちの権力への欲を優先するのか?子どもたち、お年寄り、教会に通う罪のない人たち。いまあなたたちがやっていることは、まさにそれだ」
静まりかえった会見場にさらに訴えかけるカー監督。
「この会見場にいる全ての人にも考えて欲しい。あなたたちの子どもや孫、両親、兄弟姉妹のことを。彼らが巻き込まれたらどう感じるかを。こうしたニュースに慣れてはいけない。マヒしてはいけない。ここに座って、『そんな事件があったのか、じゃあ、黙とうでもして』というのではダメなんだ。もううんざりだ!」
カー監督は最後に唇を震わせると、会見場を後にしました。