“復活の10秒03”桐生祥秀 100mで好タイム「やっと帰ってこれた」
10秒03をマークした桐生祥秀選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇第10回木南道孝記念陸上競技大会(6日、大阪・ヤンマースタジアム長居)
注目の男子100mを制したのは、坂井隆一郎選手。予選では桐生祥秀選手が10秒03をマークし、復活をアピールしました。
午前11時からおこなわれた予選は、25.5度と気温が高い中での実施。
1組目に登場した坂井選手は、得意のスタートで飛び出すと他を寄せ付けず、トップでフィニッシュ。追い風1.3メートルの条件で10秒22をマークしました。
続く2組目には、桐生選手が登場。名前が紹介されると、会場からは大きな拍手が。桐生選手は中盤から加速しトップに立つと、10秒03をマーク(追い風0.7メートル)。すると、会場からは再び大きな拍手が送られました。完全復活を印象づけた桐生選手は、レース後、ファンからの声援に手を上げて応え、笑顔を見せています。
3時間半後に行われた決勝は、4レーンに坂井選手、7レーンに桐生選手という並び。
スタートから飛び出したのは、坂井選手。そのままトップを譲らずフィニッシュ。タイムは10秒12(向かい風0.3メートル)でした。桐生選手は10秒26で2位となっています。
レース後、桐生選手は「この大会、10秒1台を狙ってきて、0台が出たので本当によかった」とコメント。
桐生選手が10秒0台を出すのは実に3年ぶり。「やっと帰ってこれたというか、どれだけ本気出しても、1台とか2台だったんですけど、それが少し戻って0台になった。ここからどんどん調子を上げていきたい」と手応えをつかんだ様子でした。
さらに、「いろんな選手から『おかえり』と声をかけていただいたので、自分自身の可能性をあきらめずに、ここに戻ってこれたのがよかった。速い桐生祥秀を見せたいと思うと、2台3台じゃだめだと思うので、0台であったり9秒台っていうのをまたどこかで見せたいなと思います」と充実した表情を見せています。
注目の男子100mを制したのは、坂井隆一郎選手。予選では桐生祥秀選手が10秒03をマークし、復活をアピールしました。
午前11時からおこなわれた予選は、25.5度と気温が高い中での実施。
1組目に登場した坂井選手は、得意のスタートで飛び出すと他を寄せ付けず、トップでフィニッシュ。追い風1.3メートルの条件で10秒22をマークしました。
続く2組目には、桐生選手が登場。名前が紹介されると、会場からは大きな拍手が。桐生選手は中盤から加速しトップに立つと、10秒03をマーク(追い風0.7メートル)。すると、会場からは再び大きな拍手が送られました。完全復活を印象づけた桐生選手は、レース後、ファンからの声援に手を上げて応え、笑顔を見せています。
3時間半後に行われた決勝は、4レーンに坂井選手、7レーンに桐生選手という並び。
スタートから飛び出したのは、坂井選手。そのままトップを譲らずフィニッシュ。タイムは10秒12(向かい風0.3メートル)でした。桐生選手は10秒26で2位となっています。
レース後、桐生選手は「この大会、10秒1台を狙ってきて、0台が出たので本当によかった」とコメント。
桐生選手が10秒0台を出すのは実に3年ぶり。「やっと帰ってこれたというか、どれだけ本気出しても、1台とか2台だったんですけど、それが少し戻って0台になった。ここからどんどん調子を上げていきたい」と手応えをつかんだ様子でした。
さらに、「いろんな選手から『おかえり』と声をかけていただいたので、自分自身の可能性をあきらめずに、ここに戻ってこれたのがよかった。速い桐生祥秀を見せたいと思うと、2台3台じゃだめだと思うので、0台であったり9秒台っていうのをまたどこかで見せたいなと思います」と充実した表情を見せています。