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「また速い桐生祥秀を見せられるように」休養明け国内復帰戦を棄権も「日本記録を出したい」

2023年4月16日 18:50
「また速い桐生祥秀を見せられるように」休養明け国内復帰戦を棄権も「日本記録を出したい」
ウォーミングアップをする桐生祥秀選手
◇吉岡隆徳記念 第77回出雲陸上競技大会 YOSHIOKAスプリント(16日、島根県立浜山公園陸上競技場)

去年6月に休養を発表し、難病の潰瘍性大腸炎を患っていることを明かしていた桐生祥秀選手。

今大会が国内復帰戦の予定でしたが、ウォーミングアップ中に左膝裏に違和感を抱いたことから、大事を取って、棄権となりました。

休養を経て、“速く走りたい”“試合に出たい”という思いが強くなったという桐生選手。この日のサブトラックの練習では、リラックスした様子で、笑顔を見せていました。

今シーズンは、練習をしながら積極的に試合に出場していく予定だといい、「自己ベストも最近出していないし、9秒台も1回しかまだ出していない。もちろん日本記録は出したい。そこ以外のことは今年あんまり考えていない」と強気な姿勢を見せた桐生選手。

今後のレースに向けては、「自分のために走りたいなというレースがどんどん出てきた。帰ってきたからには、また速い桐生祥秀を見せられるように、“ただいま”という形でしっかりとタイムと順位を戻して帰ってきたい」と力強くコメントしました。
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