”カミソリスタート”陸上・坂井隆一郎が悪天候の100m制す「おいしいご飯をご褒美に」
悪天候のレースを制した坂井隆一郎選手
◇吉岡隆徳記念 第77回出雲陸上競技大会 YOSHIOKAスプリント(16日、島根県立浜山公園陸上競技場)
日本代表クラスの選手が多く出場した出雲陸上。雷雨の影響で予選が中止となり、注目の男子100mは、タイムレース決勝の一発勝負となりました。
今年2月に海外でシーズンインした多田修平選手は、これが100m初戦。さらに去年、10秒02をマークし大躍進を遂げた、坂井隆一郎選手や、リオ五輪4×100mリレー銀メダリストの飯塚翔太選手らが名を連ねました。
この日は強い雨に加え、時折ひょうまで降るほどの悪天候。難しいコンディションのなか、1時間遅れで始まったタイムレース決勝1組には坂井選手、デーデー ブルーノ選手らが出場しました。
「自分の得意な部分は見せられた」という坂井選手は、持ち味の切れ味鋭い“カミソリスタート”で飛び出すと、ぐんぐん加速。向かい風0.9mのなか、10秒35でフィニッシュし、全体トップのタイムで優勝しました。
レースを制した坂井選手は「予選がなくなったりして難しかったが、この悪条件のなかでも、自分の今日のなかのタイムでおさえられた」と手応えを口にし、「おいしいごはんを自分へのご褒美にしたい」と笑顔を見せました。
去年に続き、今年も世界選手権イヤー。「世界選手権は100mで出場したいので、9秒台を出して、個人で代表に選ばれるのが一番の目標」と今シーズンの意気込みを語りました。
2組に登場した多田選手は、得意のスタートでリードを奪うも後半が伸びず、10秒56(向かい風1.0m)の6位。
なお桐生祥秀選手は、去年6月に休養を発表し、今大会が国内復帰戦となる予定でしたが、ウオーミングアップ中に左膝裏に違和感を抱いたことから、棄権となりました。
◇男子100mタイムレース結果
1位:坂井隆一郎 10.35(-0.9)
2位:デーデー ブルーノ 10.42(-0.9)
3位:飯塚翔太 10.47(-1.0)
日本代表クラスの選手が多く出場した出雲陸上。雷雨の影響で予選が中止となり、注目の男子100mは、タイムレース決勝の一発勝負となりました。
今年2月に海外でシーズンインした多田修平選手は、これが100m初戦。さらに去年、10秒02をマークし大躍進を遂げた、坂井隆一郎選手や、リオ五輪4×100mリレー銀メダリストの飯塚翔太選手らが名を連ねました。
この日は強い雨に加え、時折ひょうまで降るほどの悪天候。難しいコンディションのなか、1時間遅れで始まったタイムレース決勝1組には坂井選手、デーデー ブルーノ選手らが出場しました。
「自分の得意な部分は見せられた」という坂井選手は、持ち味の切れ味鋭い“カミソリスタート”で飛び出すと、ぐんぐん加速。向かい風0.9mのなか、10秒35でフィニッシュし、全体トップのタイムで優勝しました。
レースを制した坂井選手は「予選がなくなったりして難しかったが、この悪条件のなかでも、自分の今日のなかのタイムでおさえられた」と手応えを口にし、「おいしいごはんを自分へのご褒美にしたい」と笑顔を見せました。
去年に続き、今年も世界選手権イヤー。「世界選手権は100mで出場したいので、9秒台を出して、個人で代表に選ばれるのが一番の目標」と今シーズンの意気込みを語りました。
2組に登場した多田選手は、得意のスタートでリードを奪うも後半が伸びず、10秒56(向かい風1.0m)の6位。
なお桐生祥秀選手は、去年6月に休養を発表し、今大会が国内復帰戦となる予定でしたが、ウオーミングアップ中に左膝裏に違和感を抱いたことから、棄権となりました。
◇男子100mタイムレース結果
1位:坂井隆一郎 10.35(-0.9)
2位:デーデー ブルーノ 10.42(-0.9)
3位:飯塚翔太 10.47(-1.0)