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「どこ守りたい?何番?」西武から日本ハム移籍の山田遥楓に新庄監督は直球質問 本人は“1番サード”を希望

2022年11月3日 13:46
「どこ守りたい?何番?」西武から日本ハム移籍の山田遥楓に新庄監督は直球質問 本人は“1番サード”を希望
日本ハムに移籍した山田遥楓選手(左)と新庄剛志監督(右)
プロ野球・西武から日本ハムに移籍が決まった山田遥楓選手が3日、新庄剛志監督と共に移籍会見を行いました。

会見の冒頭で「名前も覚えてもらってないと思うので、インパクトのある選手になりますのでよろしくお願いします」と挨拶した山田選手。移籍が決まった時の心境について「ファイターズといったら新庄監督なので、うれしい気持ちはもちろんありました」と答えました。

同席した新庄監督は「実はシーズン中から『一緒に野球できたらいいね』という話をしていて。ここだけの話よ。カメラあった」と冗談交じりにコメント。

新庄監督は「彼の元気はこっちのベンチから見て素晴らしいんですよ。これは戦力になるし、打席に立った時の雰囲気はあるし、守備に関してはトップレベルの選手なので、一緒にやりたいという気持ちはずっと持っていました。それでベンチを盛り上げるという選手なので、どんどん出してほしいですね」と、選手とムードメーカーでの大きな期待を口にしました。

さらに「1回ちょっとね。頭きたことがあったの。うちが3点取ったときに山田君が『ハンデ。ハンデ』と『ハンデ!?』と結局負けたんだけど」と明かすと、山田選手は「すみません」とタジタジの様子。

新庄監督を「芸能人」と称した山田選手は日本ハムの印象について、「若い選手がいっぱいいる」と答えると、新庄監督はすかさず「めちゃくちゃな作戦するなと思ってたやろ?」と逆質問。

これに山田選手は「監督の全く読めない攻撃もたくさんあるので」と正直に答えると、新庄監督は「そういうチームで一緒にやってみたいなという気持ちが少しでもあってくれたらうれしい。まあでも大変やで。『ここでこれ?』みたいな。ガンガンくるよ」と予告。山田選手は力強く「しっかり準備します」と笑顔を見せました。

そして新庄監督からの「まずはどこ守りたい何番打ちたい?」との直球質問に山田選手は「内野も全部」と回答。すると新庄監督は「いやどこよ?どこでも守れるのは知ってるのよ。でもここを守ってみたいという任せてほしいポジションは?」と続けると、「サードは一番自信持ってやっているので肩も見せ所なので」と山田選手。

さらに監督は「何番?」と問うと「1番」を希望。これに新庄監督は「1番はこの時代1番好きな子多いね。1番は無理」とまさかの回答。山田選手は「無理ですか?」と困惑すると新庄監督は、「ウソウソ。それは希望なのでインプットしました。サードもったいないけどな。ショート、セカンドでダブルプレーとれる選手だから。ゴメンね口挟んで」と、現在描いている起用構想を明かしました。