AP通信「アメリカのフィギュア団体メンバーがIOCに銀メダル授与を求める」と報道
AP通信は、北京五輪でフィギュアスケート団体銀メダルを獲得したアメリカの選手が、IOCに対して、送った書簡を入手したと報じました。
AP通信が入手した書簡は団体の銀メダリスト9選手、ネイサン・チェン選手や、ヴィンセント・ジョウ選手、そしてカレン・チェン選手らの弁護士からIOCのトーマス・バッハ会長にあてられたもので、「北京五輪が終わるまでに、メダルを授与されるように求める」といった内容が記載されていて、CAS(スポーツ仲裁裁判所)に申し立ての申請を行ったとしています。
バッハ会長は先日、アメリカの団体メンバーとの直接対話で、メダルの代わりにトーチを贈るという提案をしていました。
選手側の弁護士は「選手は銀メダルを表彰式で授与される権利があると信じている」とし、「バッハ会長の提案への答えとして、クライアント(選手)は閉会式までにほかの競技でメダルを獲得した選手と同じようにメダルプラザで表彰されること望んでいる」としています。
北京五輪の閉会式は20日、フィギュアスケートのエキシビションの後に行われます。