パリオリンピック2024 卓球 女子団体 準々決勝(大会12日目＝日本時間7日、パリ南アリーナ)

卓球・女子団体の準々決勝に出場した日本は、タイを相手に1ゲームも落とさず3-0でストレート勝利しました。

第1試合のダブルスには早田ひな選手と平野美宇選手が登場。第1ゲームから試合の主導権を握り続け、3-0でストレート勝利。ゲーム途中で同点に追いつかれる場面も生まれましたが、早田選手の強烈なフォアハンドが光り、安定した試合運びで第1試合を勝利しました。

第2試合には、五輪初出場の張本美和選手がシングルスで登場。第1ゲームからデュースにもつれ込む接戦となりますが、最後は張本選手がラリー戦を制し、第1ゲームを先取します。第2ゲームは相手のミスを誘うプレーで得点を積み重ね、11-5でゲームを連取。第3ゲーム序盤は劣勢となるも、強烈なフォアハンドなどで主導権を握り返し、最後はフォアカウンターで11-9とし、セットカウント3-0のストレート勝利。準決勝に王手をかけます。

第3試合には平野美宇選手が第1ゲームを先取すると、第2ゲームもフォアハンドから飛び出すスマッシュでオラワン・パラナン選手を圧倒すると11-5で連取。第3ゲームも冷静な平野選手はサーブも光ります。長いラリーも制すなど前2試合の流れを切らさず3-0でストレート勝利。

1ゲームも落とさない圧巻の試合運びで勝利した日本は、インドとドイツの勝者と日本時間9日の午前3時に準決勝を戦います。