ヤクルト村上宗隆 正力松太郎賞・特別賞に「頑張ってきたご褒美かな」
ヤクルト・村上宗隆選手が8日、正力松太郎賞・特別賞の受賞を受け「光栄に思います。これまで頑張ってきたご褒美かなと思います。こういう名誉ある賞をいただけて良かったです」とコメントしました。
今シーズン史上最年少での三冠王や日本選手最多となる56本塁打などこの1年間、結果を出せたことについては「個人の成績としてはすごくいい数字を残せたと思いますし、その目標というのは達成できたと思っているんですけど、最後日本一になれなかったという悔しさが、最後って言うのはすごく自分の中で記憶に残ることですし、しっかり勝って終わらせたかったというのがあるので、もっとそこは来年に向けてまた一つ目標を持って頑張れるところまで頑張ります」と振り返りました。
しかし、開幕前は不安があったと言います。「(うまくいく)確信というのは全くなくて、それはたぶん誰もが思ってることですし、不安があってシーズンに臨むものなので、そういう結果というのはシーズンが終わって最後に出るもので。みんなシーズンが始まるときは不安ばっかりなので、よかったというシーズンを送れてほっとしています」と率直な気持ちを話しました。
また、選考では王貞治さんが推してくれていたことに対し、「ありがたいです。感謝しかないです」とコメントしました。