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【箱根駅伝】青学・田中悠登 ケガで当日交代も裏方に徹する 歓喜の中での悔し涙 来年リベンジ誓う

2024年1月9日 6:30
【箱根駅伝】青学・田中悠登 ケガで当日交代も裏方に徹する 歓喜の中での悔し涙 来年リベンジ誓う
8区を走る後輩・塩出翔太選手を笑顔で送り出す青山学院大学・田中悠登選手
第100回箱根駅伝は、青山学院大学の2年ぶり7度目の優勝で幕を閉じました。

7日に放送された日本テレビ「Going!Sports&News」では、ケガの影響により箱根駅伝出場がかなわなかった青山学院大学・田中悠登選手(3年)を紹介しました。

優勝報告会で選手が盛り上がる中、1人浮かない表情の田中選手。8区にエントリーされていましたが、過度な練習により足を痛め、当日にメンバー交代となったのです。

実は将来の夢がアナウンサーという個性派ランナーの田中選手。練習のかたわら原稿を読み上げる動画を投稿するなど、夢のための勉強も続けています。

そんな田中選手は去年の箱根駅伝に2年生ながら8区で初出場。しかし、前半は6位争いに加わるも後半に離され、順位を一つも上げることができませんでした。

去年のリベンジに燃える田中選手でしたが、徹底的に自分を追い込む練習で足を痛め当日にメンバー変更。それでも、メンバー全員へのお守り作りや、代わりに8区を走る2年生、塩出翔太選手への声掛けなど、サポートに徹底しました。

笑顔で後輩が走り出すのを見送り涙を見せた田中選手は「絶対泣かないと決めてたんですけど、やっぱり悔しさが出ちゃいましたね」と本音を明かしました。

代わりに8区を走った塩出選手は快走を見せ区間賞、さらにアンカーの宇田川瞬矢選手は、ゴールの瞬間に田中選手の代名詞でもある投げキッスを披露しながらゴール。後輩たちの田中選手への想いがこもった走りもあり、青山学院が悲願の優勝を果たしました。

「来年は最上級生の4年生なので、個人で頑張るのはもちろん、チームを引っ張って2連覇できるように頑張ります」と誓った田中選手。早くも来年の箱根駅伝を見据えています。

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