◇第105回全国高等学校野球選手権記念大会2回戦 神村学園(鹿児島) 11-1 市和歌山(和歌山)【14日、甲子園球場】

台風接近にともなう天候不良が予想されるため、5回終了時に10分間の休憩を取るクーリングタイムを実施しないことが発表されたこの日。

初戦を10-2の大量得点で圧勝した鹿児島県代表・神村学園が、和歌山県代表・市和歌山相手にも大量得点を重ね、3回戦進出を決めました。

初回に3年生の秋元悠汰選手と、2年生の4番・正林輝大選手がタイムリーヒットを放つなど、いきなり3得点を奪った神村学園。

3回にも市和歌山の2番手・木村壮孜投手と、3番手・小野莞都投手が満塁からの四球となり、押しだしで2点を追加しました。

一方、市和歌山も6回に反撃。先頭の大江陸斗選手が2塁打で出塁すると、その後1アウト2、3塁でチャンスを広げ、8番・小野投手が犠牲フライ。1点を返します。

それでも7回、再び神村学園の打線が爆発。1アウト満塁のチャンスで岩下吏玖選手が犠牲フライを放つと、続く2年の上川床勇希選手がセンター前にタイムリーヒット。さらに7番・松尾龍樹選手のレフトへの2点タイムリーなどで、この回一挙5得点を奪います。

その後、神村学園は9回にもダメ押しの追加点を奪い試合終了。11-1と大量得点で圧勝し3回戦進出を決めました。