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【セ先発一覧】WBCメンバーも続々登板 開幕戦では巨人初の1年目外国人投手

2023年4月8日 8:00
【セ先発一覧】WBCメンバーも続々登板 開幕戦では巨人初の1年目外国人投手
セ・リーグ開幕先発一覧(黄色はWBCメンバー)
3月30日に開幕を迎えたプロ野球。セ・リーグ各チームの先発投手陣を振り返ります。

■ヤクルト

球団史上初のリーグ3連覇を目指すヤクルトの開幕投手は、3年連続7度目となった小川泰弘投手。広島相手に7回3安打無失点と好投を見せ、2014年以来の自身開幕戦白星をあげました。

また、東芝からドラフト1位で入団した吉村貢司郎投手は3戦目で先発。プロ初勝利とはならなかったものの、5回2失点の好投で3連勝に貢献。即戦力右腕の頼もしいルーキーが早速上々のデビューを果たしました。

そしてWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)14年ぶり世界一に貢献した侍ジャパンの高橋奎二投手は5戦目に先発。5回無失点と中日打線をねじ伏せ、白星をマーク。
球団新記録となる、開幕5連勝を飾りました。

■DeNA

昨季はリーグ2位と、3年ぶりAクラス入りし、1998年以来25年ぶりの優勝を目指すDeNA。開幕投手は5年ぶり3度目の石田健大投手でしたが、4回5安打4失点と試合を作れず降板。自身初の開幕戦白星とはなりませんでした。

それでも5戦目のマウンドに上がった平良拳太郎投手が、巨人打線相手に、6回4安打7奪三振で無失点に抑え、今シーズンチーム初勝利を挙げました。平良投手は2021年にトミー・ジョン手術を受けており、およそ2年ぶりに一軍登板。888日ぶりに白星をつかみました。

■阪神

18年ぶりのリーグ優勝を目指す阪神の開幕投手は、自身初となった青柳晃洋投手。DeNA相手に6回途中2安打7奪三振1失点の力投で白星発進。昨季投手3冠(勝利数・防御率・勝率)の実力を見せつけました。

3戦目のマウンドに上がったのは、自身初の開幕ローテーション入りを果たした才木浩人投手。この日、最速155キロのストレートを武器に7回途中4安打1失点。2020年11月に受けた右肘トミー・ジョン手術後最多107球の熱投を見せ、開幕3連勝に貢献しました。

■巨人

昨季5年ぶりBクラスと4位に沈み、3年ぶりのリーグ優勝奪回を狙う巨人。開幕投手は、1年目の助っ人外国人で球団史上初となるビーディ投手。大役を任せられると、中日相手に6回2失点の粘投を見せます。しかし、継投が粘りきれず、チームは逆転負けを喫しました。

そして、今シーズンから投手キャプテンに就任した侍ジャパンの戸郷翔征投手は4戦目のDeNA戦に登板。6回を5安打無失点に抑え、23歳のバースデー登板を自らの勝利で飾りました。

■広島

5年ぶりのリーグ優勝を目指す広島の開幕投手は、球団3人目となる5年連続で任された大瀬良大地投手。開幕戦過去4戦3勝と好成績を残していましたが、ヤクルト・村上宗隆選手にホームランを打たれるなど5回5安打2失点で降板。球団2位となる開幕4勝目を手にすることはできませんでした。

雨天中止を挟んで開幕4連敗の中、先発したのは遠藤淳志投手。開幕から4連勝中の阪神相手に5回3安打無失点で抑えます。その後、雨が強くなり、雨天コールド勝ち。今シーズンのチーム初勝利に貢献しました。

■中日

12年ぶりリーグ優勝を目指す中日の開幕投手は、唯一侍ジャパンに黒星をつけ、勝ち星を挙げた小笠原慎之介投手。5年ぶり2度目の大役で初勝利を逃したものの、巨人を相手に、8回途中5安打6奪三振3失点、145球の熱投を見せました。

そして、侍ジャパンの高橋宏斗投手は6戦目で登板。初回にソロホームランを浴びたものの2回以降はヒットを1本も許さず、6回1安打1失点の快投を見せ白星発進。チームの連敗を4でストップさせ、本拠地初勝利となりました。

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