1日遅れのバレンタインも パリ五輪代表内定ウルフ アロン「負けない準備を」本番まで5か月 史上初の連覇へ
会場の入り口前には、たくさんの“チョコレート菓子”が差し入れとして置かれていました。
そこには、『たいへんお待たせしました。本日よろしくお願いします。ウルフ アロン。ご自由にどうぞ』と書かれていました。
1日遅れの“バレンタインデー”として、報道陣に用意されたチョコレート菓子。「(五輪の舞台で)勝つということを意識した。(内定が)遅くなってしまって申し訳ない気持ち、“苦い”思いをさせたので、甘い思いをしてもらいたい(笑)」とチョコレート菓子にかけて話しました。
パリ五輪に派遣される男女全14階級で最後に代表に内定したウルフ選手。まずは「ホッとした。代表に選ばれることがスタートライン。ここからは自分で計画を立ててやっていくことができる」と話しました。
前回の東京五輪で金メダルを成し遂げたウルフ選手。「優勝したものしかできない。連覇を意識しながら準備したい」と史上初の、この階級連覇という偉業へ一歩一歩進みます。
それでもウルフ選手は、現段階で連覇できるとは思っていない。「今のパフォーマンスでは連覇できるかはほぼない。この5か月どう過ごすか。どうやって負けないかを考える。負けない準備をすることで、勝つことができる。その可能性をあげていきたい」と語りました。