中日・ジャリエルが亡命と報道 キューバ野球事情に詳しいMLB記者が「ドミニカ共和国にいる」と投稿
WBCキューバ代表として出場した中日のジャリエル・ロドリゲス投手(26)が、メジャーリーグと契約を結ぶため、キューバから亡命したとキューバの野球情報に詳しいフランシス・ロメロ記者が自身のTwitterに投稿しました。
日本時間29日の深夜の投稿には「また1人キューバ代表の選手がそのたもとを分かった」とあります。詳報の記事では「ロドリゲスは中日との契約を破棄し、MLBチームとの契約を模索するようだ」としています。
ロドリゲス投手は昨年、絶対的守護神のライデル・マルティネス投手につなげるセットアッパーとして最速161キロのまっすぐを武器に56試合に登板、6勝2敗39ホールドをあげ、防御率は1.15という成績。しかし、今回のWBCでは先発として登板。プールAで戦ったオランダ代表でサンディエゴ・パドレス所属のザンダー・ボガーツ選手を三振に仕留めるなど、アメリカメディアが注目した投手の1人でもありました。
ロメロ氏によりますと、ロドリゲス投手は「現在、ドミニカ共和国に滞在中」だということです。今回のWBC期間中、AFP通信などはキューバ代表のブルペン捕手を務めていたスタッフがアメリカ戦後に亡命したと報道。同じキューバ代表で中日に所属するライデル・マルティネス投手とフランク・アルバレス投手は27日に来日を果たしていました。