メジャーリーグで不可解な退場宣告 原因はピッチクロック?
退場の判定に抗議するJ.T.リアルミュート選手(左)とロブ・トムソン監督(中央)写真:AP/アフロ
◆メジャーリーグ・オープン戦 フィリーズ5-2ブルージェイズ(現地27日、アメリカ)
メジャーリーグで不可解な退場劇が起こりました。その中心人物は、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)アメリカ代表のキャッチャーで、決勝の日本戦でもマスクをかぶったJ.T.リアルミュート選手でした。
ブルージェイズとのオープン戦でマスクをかぶったリアルミュート選手。事件が起きたのは4回でした。1アウト、ランナーなし、1ボール2ストライクの場面でマウンド上のキンブレル投手が投球動作に入ると、審判が制止し“ピッチクロック”を宣告。
これは今季からメジャーで導入された新ルールで、投手はランナーがいない場合は15秒以内、ランナーがいる場合は20秒以内に投球を行わないといけません。違反した場合は自動的に1ボールが宣告されます。
これによりボールカウントが増え2ボール2ストライクになり、リアルミュート選手は投手の方を向きながら後ろに立つ審判にミットを差し出し新しいボールを要求します。
審判もこれに気づきミットにボールを入れようとしますが、その瞬間、リアルミュート選手がミットを下げボールはグラウンドへ。この直後、審判はリアルミュート選手に退場宣告。何が起きたのか分からず、リアルミュート選手も困惑の表情を浮かべ審判に抗議します。
フィリーズのロブ・トムソン監督もベンチを飛び出し抗議しますが判定は変わらず、リアルミュート選手は退場となってしましました。
リアルミュート選手によると、「ボールをもらおうとしたら審判が上を向いたのでピッチャーに投げると思った」とのこと。一方の審判は「リアルミュート選手がピッチクロックの判定に腹を立てていたから、嫌がらせをしたと思っている」と、お互いの言い分は真っ二つ。
今季から導入された新ルールが発端で、不可解な退場となってしまいました。
メジャーリーグで不可解な退場劇が起こりました。その中心人物は、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)アメリカ代表のキャッチャーで、決勝の日本戦でもマスクをかぶったJ.T.リアルミュート選手でした。
ブルージェイズとのオープン戦でマスクをかぶったリアルミュート選手。事件が起きたのは4回でした。1アウト、ランナーなし、1ボール2ストライクの場面でマウンド上のキンブレル投手が投球動作に入ると、審判が制止し“ピッチクロック”を宣告。
これは今季からメジャーで導入された新ルールで、投手はランナーがいない場合は15秒以内、ランナーがいる場合は20秒以内に投球を行わないといけません。違反した場合は自動的に1ボールが宣告されます。
これによりボールカウントが増え2ボール2ストライクになり、リアルミュート選手は投手の方を向きながら後ろに立つ審判にミットを差し出し新しいボールを要求します。
審判もこれに気づきミットにボールを入れようとしますが、その瞬間、リアルミュート選手がミットを下げボールはグラウンドへ。この直後、審判はリアルミュート選手に退場宣告。何が起きたのか分からず、リアルミュート選手も困惑の表情を浮かべ審判に抗議します。
フィリーズのロブ・トムソン監督もベンチを飛び出し抗議しますが判定は変わらず、リアルミュート選手は退場となってしましました。
リアルミュート選手によると、「ボールをもらおうとしたら審判が上を向いたのでピッチャーに投げると思った」とのこと。一方の審判は「リアルミュート選手がピッチクロックの判定に腹を立てていたから、嫌がらせをしたと思っている」と、お互いの言い分は真っ二つ。
今季から導入された新ルールが発端で、不可解な退場となってしまいました。