“猛烈な追い上げ” 関東インカレ5000mで順大・三浦龍司がV 伏兵・松永伶も大いにスタンドを沸かす
圧巻のスパートで5000mを制した順大・三浦龍司選手
22日、4日間にわたって開催された第101回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)の最終日。男子1部5000mには、東京オリンピック男子3000メートル障害7位入賞の三浦龍司選手(順天堂大3年)が登場しました。
2日前の予選を全体のトップタイムで通過した三浦は、「おとといの予選を再現するのがレースプラン」というように、決勝も序盤から先頭でレースを進めました。
レースが大きく動いたのは残り2周。法政大3年の松永伶選手が思い切った勝負を仕掛けました。
「短いスパートだと負けると思ったのでロングスパートをしました。最後まで持たないだろうなとは思っていましたが、何もしないよりは仕掛けた方がいいなと思って前に出ました」と、松永選手は三浦選手らの集団をぐんぐんと引き離し大きなリードを奪いました。
そして、松永選手がリードしたままラスト1周へ。一度は大差がつきましたが、三浦選手には射程内でした。ギアを入れ替えると、後方から猛烈な追い上げを見せ、残り300mでついに先頭を奪い返しました。
ラスト1周(400m)を54秒でカバーする"世界の走り"を見せ、2位のムサンガ・ゴッドフリー(駿河台大1年)に5秒差をつける圧勝を飾りました。
今季は、専門の3000m障害はもちろん、1500mや5000mでも圧倒的な強さを見せている三浦選手。「結果も出ているので手応え感じている」と、6月の日本選手権、そして、7月のオレゴン世界選手権に向けて、弾みをつけました。
思い切ったレースを見せて国立競技場のスタンドを沸かせた松永選手は、自己記録を16秒も更新し、6位に入る健闘を見せました。学生三大駅伝に出場した経験がない選手ですが、今季の駅伝シーズンでは注目選手の1人となりそうです。
2日前の予選を全体のトップタイムで通過した三浦は、「おとといの予選を再現するのがレースプラン」というように、決勝も序盤から先頭でレースを進めました。
レースが大きく動いたのは残り2周。法政大3年の松永伶選手が思い切った勝負を仕掛けました。
「短いスパートだと負けると思ったのでロングスパートをしました。最後まで持たないだろうなとは思っていましたが、何もしないよりは仕掛けた方がいいなと思って前に出ました」と、松永選手は三浦選手らの集団をぐんぐんと引き離し大きなリードを奪いました。
そして、松永選手がリードしたままラスト1周へ。一度は大差がつきましたが、三浦選手には射程内でした。ギアを入れ替えると、後方から猛烈な追い上げを見せ、残り300mでついに先頭を奪い返しました。
ラスト1周(400m)を54秒でカバーする"世界の走り"を見せ、2位のムサンガ・ゴッドフリー(駿河台大1年)に5秒差をつける圧勝を飾りました。
今季は、専門の3000m障害はもちろん、1500mや5000mでも圧倒的な強さを見せている三浦選手。「結果も出ているので手応え感じている」と、6月の日本選手権、そして、7月のオレゴン世界選手権に向けて、弾みをつけました。
思い切ったレースを見せて国立競技場のスタンドを沸かせた松永選手は、自己記録を16秒も更新し、6位に入る健闘を見せました。学生三大駅伝に出場した経験がない選手ですが、今季の駅伝シーズンでは注目選手の1人となりそうです。