高校野球交流試合 開幕戦2校の主将が宣誓
新型コロナウイルスの影響で中止された春のセンバツ高校野球に代わる交流試合が10日、甲子園で開幕しました。32校が参加し、各校が1試合ずつ対戦します。
交流試合は、センバツに出場予定だった32校の救済策として開催されるもので、開幕戦に出場する大分商業(大分)と花咲徳栄(埼玉)の選手のみが集まり、選手宣誓を行いました。
大分商業・川瀬堅斗主将「新型コロナウイルスとの闘いや、度重なる大規模な豪雨災害からの復旧・復興など、厳しく不安な状況下で生活している方もたくさんおられます」
花咲徳栄・井上朋也主将「多くの皆様に明日への勇気と活力を与えられるよう選ばれたチームとしての責任を胸に―」
川瀬主将、井上主将「最後まで戦い抜くことをここに誓います」
感染症対策としてスタンドで応援できるのは各学校の控え部員や保護者のみで、静かに拍手でエールを送っていました。
試合後は、消毒作業などに時間がかかるため、球児たちが甲子園の土を取る時間は設けられておらず、高野連は、後日、出場する32校に渡したいとしています。