◇プロ野球セ・リーグ　中日8-0広島(7日、バンテリンドーム)

天敵を攻略した中日が広島に快勝しました。

中日打線は今季4試合でわずか2点しか取れていなかった九里亜蓮投手を攻略。初回に2アウト満塁のチャンスを作ると、細川成也選手のセンター前に落ちる2点タイムリーヒットで先制します。4回にも3点を加えた打線は5回細川選手の猛打賞となるタイムリーが飛び出すなど、天敵から7得点を挙げました。

中日先発は小笠原慎之介投手。初回にランナーを背負いますが、西川龍馬選手をダブルプレーに打ち取り無失点で切り抜けます。その後は打たせてとる安定した投球で広島打線に3塁を踏ませません。最後までマウンドにも上がった25歳左腕は、9回102球3安打無失点4奪三振の快投。2018年以来5年ぶりとなる完封勝利を挙げました。

投打ともに広島を圧倒した中日。連敗を3で止めています。