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【広島】直接対決敗れ首位陥落 エラー2つ絡み流れ引き込めず 10連勝でストップ

2023年7月28日 21:22
【広島】直接対決敗れ首位陥落 エラー2つ絡み流れ引き込めず 10連勝でストップ
広島・新井貴浩監督
プロ野球セ・リーグ 阪神7-2広島(28日、甲子園球場)

1位広島と2位阪神という、首位攻防戦で直接対決となったカード開幕戦。

10連勝中の広島は、先発に防御率“0.00”の野村祐輔投手を送り込みます。

しかし、阪神先頭の近本光司選手にヒット。さらに、森下翔太選手にタイムリーを許し、初回から苦しい立ち上がりとなります。

それでも3回、先頭の田中広輔選手が出塁すると、先発の野村投手が送りバントを決め、2アウト2塁と得点圏にランナーを進めます。

続く打席には、1番・小園海斗選手。右中間を抜けるタイムリースリーベースヒットとなり、同点に追いつきます。2番・野間峻祥選手にもタイムリーが飛び出し、逆転に成功します。

直後の裏の阪神の攻撃。広島の守備で、直前にタイムリーを打った2人にそれぞれエラーが生まれ、2点を許し逆転されます。

序盤からめまぐるしくスコアが動く展開となり、5回から2番手でマウンドに立ったのはケムナ誠投手。イニングをまたいでの中継ぎ登板となった6回、制球が乱れます。

四球2つと、1本のヒットで満塁のピンチを作ると、さらに四球を出してしまい、押し出しで失点。さらに、中野選手にもタイムリーを打たれ降板します。

なおも満塁のピンチでケムナ投手と代わってマウンドに上がったのは戸根千明投手。森下選手にこの日4安打目を許し5点差。

リードを広げられた広島でしたが、その後追加点を奪えず敗れました。

広島は『勝率の差』で阪神を下回り、一夜で首位陥落。ここまで続いていた連勝も『10』で止まりました。