◇プロ野球セ・リーグ　阪神4-1広島(8日、甲子園球場)

首位阪神は2位広島との3連戦の初戦を村上頌樹投手の好投、ホームラン2本などで制しました。9月に入り全勝。6連勝で優勝マジックを2つ減らし『10』としています。

初回、2アウトからルーキー森下がソロホームラン。球団の新人右打者では岡田彰布監督以来となる43年ぶりの二桁本塁打となりました。

さらに2回には森下選手に負けじと佐藤輝明選手も18号ソロホームラン。

広島先発、10勝をあげている左腕・床田寛樹投手から、5回にも1点を加え3-0とします。

8回に村上投手が3ベースヒットと2ベースヒットで失点すると、岡田彰布監督は即座に島本浩也投手への交代を告げます。島本投手が1アウト2塁の場面、三振と内野ゴロでしっかりと抑えます。

するとその裏の阪神は四球で出たランナー近本光司を4番・大山悠輔選手がレフト線へのツーベースヒットで近本選手が4点目のホームを踏みます。

4-1でマウンドには守護神・岩崎優投手があがり、広島を3人で抑え勝利。大事な試合をものにした阪神は6連勝で優勝マジックを『10』にしています。

9月に入ってヤクルトに3連勝、中日に2連勝、そして広島にも勝利し全勝としています。