“オリパラ両方”でパリ目指す競泳・石原愛依 健常者の200m平泳ぎで優勝「誰かの前に進むきっかけになったらうれしい」
競泳・石原愛依選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
◇第99回日本学生選手権水泳競技大会(3日、東京アクアティクスセンター)
パラリンピックとオリンピック両方でのパリ五輪出場を目指す競泳の石原愛依選手が3日、日本学生選手権水泳競技大会に出場し、200メートル平泳ぎで優勝しました。
石原選手は2年前に視野が狭くなる病気を発症し、現在は7割が見えていない状況。2023年3月に国内限定ながらパラ水泳のクラス認定を受け、パラ水泳にも挑戦。200m自由形ではパラの世界記録を上回るタイムをたたき出していました。
そんな石原選手ですが、パラ水泳にも挑戦しつつ引き続き健常者の大会にも出場。神奈川大学のエースとして大学生活最後の大会となる今大会にも参加し、この日は200メートル平泳ぎ決勝に出場。
2分25秒15のタイムを記録し、2位と1秒差以上つけ、優勝を果たしました。
石原選手は「大学水泳、笑顔で終わりたいと思っていたのでそれだけで泳ぎ切りました」とレースを振り返り「誰かの前に進むきっかけになってくれてたら嬉しいです」と力強く語りました。
また「水泳をやめずにここに立ててるのはみんなが私をやめないように言葉、行動で支えてくれたおかげ。みんなにすごく感謝しています」と4年間を振り返りました。
今後の目標はパリ五輪に出場し、日本代表として結果を残すこと。「パラもですが、オリンピックで狙っている」と改めて二刀流での出場を目指していることを力強く明言しました。
ちなみに、この日、石原選手の爪にはディズニー映画のカーズがモチーフのネイルが。「カーズは仲間とともに戦う大切さを学べる映画。私が大学4年間の中で学んだことと全く同じ。仲間がいてこその競技なので4年間の集大成としてカーズにしました」と仲間への思いを明かしました。
パラリンピックとオリンピック両方でのパリ五輪出場を目指す競泳の石原愛依選手が3日、日本学生選手権水泳競技大会に出場し、200メートル平泳ぎで優勝しました。
石原選手は2年前に視野が狭くなる病気を発症し、現在は7割が見えていない状況。2023年3月に国内限定ながらパラ水泳のクラス認定を受け、パラ水泳にも挑戦。200m自由形ではパラの世界記録を上回るタイムをたたき出していました。
そんな石原選手ですが、パラ水泳にも挑戦しつつ引き続き健常者の大会にも出場。神奈川大学のエースとして大学生活最後の大会となる今大会にも参加し、この日は200メートル平泳ぎ決勝に出場。
2分25秒15のタイムを記録し、2位と1秒差以上つけ、優勝を果たしました。
石原選手は「大学水泳、笑顔で終わりたいと思っていたのでそれだけで泳ぎ切りました」とレースを振り返り「誰かの前に進むきっかけになってくれてたら嬉しいです」と力強く語りました。
また「水泳をやめずにここに立ててるのはみんなが私をやめないように言葉、行動で支えてくれたおかげ。みんなにすごく感謝しています」と4年間を振り返りました。
今後の目標はパリ五輪に出場し、日本代表として結果を残すこと。「パラもですが、オリンピックで狙っている」と改めて二刀流での出場を目指していることを力強く明言しました。
ちなみに、この日、石原選手の爪にはディズニー映画のカーズがモチーフのネイルが。「カーズは仲間とともに戦う大切さを学べる映画。私が大学4年間の中で学んだことと全く同じ。仲間がいてこその競技なので4年間の集大成としてカーズにしました」と仲間への思いを明かしました。