「トリプルコーク1440のために作った」北京五輪スノボハーフパイプ制作者は平野歩夢のファン 大技成功に期待
北京五輪で金メダルが期待される平野歩夢選手(写真は先月Xゲームズ アスペン大会)【写真:Daniel Honda/アフロ】
きのう開会式が行われた冬季北京五輪。5日からスロープスタイルなどスノーボード競技が開始されますが、今大会のコースには全面的に人工雪が使われていることが大きな話題となっています。
大会直前の練習では、選手やチーム関係者から、「雪が硬すぎる」などの声も上がっていました。そんな中、日本テレビは3日、スノーボードのハーフパイプが行われる「張家口・ゲンティン スノーパーク」で、ハーフパイプのコースを制作した責任者アリさんへ特別に取材することができました。
アリさんは、4年前の平昌五輪で使用されたハーフパイプの制作も手がけたほか、13以上の世界大会の会場でハーフパイプを制作してきたといいます。重機を使ってハーフパイプを形成し、正確な傾斜に整備するのがアリさんの仕事。アリさんはこの日、こぶをカットして表面を滑らかにする仕上げを行っていました。
“雪の量や選手への影響”について「この雪による選手への影響はないと思います。天然雪は見た目がいいけれど、柔らかすぎて硬さが足りない。人工雪はこの気候に最適です」と、アリさんは断言しました。
また、今大会で使用するハーフパイプは、長さ220m(7.2m)と、通常のハーフパイプより長めに作られていると話します。アリさんによると、「少なくとも技を5つできる長さが求められる。技が6つできれば申し分ない」とした上で、「新しい技やコンビネーションが見られることを期待している」とコメント。自身の手がけたハーフパイプで、選手たちの活躍が見られることを楽しみにしています。
大会直前の練習では、選手やチーム関係者から、「雪が硬すぎる」などの声も上がっていました。そんな中、日本テレビは3日、スノーボードのハーフパイプが行われる「張家口・ゲンティン スノーパーク」で、ハーフパイプのコースを制作した責任者アリさんへ特別に取材することができました。
アリさんは、4年前の平昌五輪で使用されたハーフパイプの制作も手がけたほか、13以上の世界大会の会場でハーフパイプを制作してきたといいます。重機を使ってハーフパイプを形成し、正確な傾斜に整備するのがアリさんの仕事。アリさんはこの日、こぶをカットして表面を滑らかにする仕上げを行っていました。
“雪の量や選手への影響”について「この雪による選手への影響はないと思います。天然雪は見た目がいいけれど、柔らかすぎて硬さが足りない。人工雪はこの気候に最適です」と、アリさんは断言しました。
また、今大会で使用するハーフパイプは、長さ220m(7.2m)と、通常のハーフパイプより長めに作られていると話します。アリさんによると、「少なくとも技を5つできる長さが求められる。技が6つできれば申し分ない」とした上で、「新しい技やコンビネーションが見られることを期待している」とコメント。自身の手がけたハーフパイプで、選手たちの活躍が見られることを楽しみにしています。
■ハーフパイプのコース制作者も“平野歩夢のファン”
そんなアリさんは、日本代表・平野歩夢選手のファンであることを明かし、「(平野選手の)トリプルコーク1440が見られることを楽しみにしています」と平野選手の金メダル獲得に期待を寄せました。
さらに、「“トリプルコーク1440のために作った”ハーフパイプと言っても過言ではない。その技なしにこの大会で勝てるとは思いません」と熱弁。「選手がさらに技を磨けるハーフパイプを作るよう心がけている」と職人魂をのぞかせました。
そんなアリさんは、日本代表・平野歩夢選手のファンであることを明かし、「(平野選手の)トリプルコーク1440が見られることを楽しみにしています」と平野選手の金メダル獲得に期待を寄せました。
さらに、「“トリプルコーク1440のために作った”ハーフパイプと言っても過言ではない。その技なしにこの大会で勝てるとは思いません」と熱弁。「選手がさらに技を磨けるハーフパイプを作るよう心がけている」と職人魂をのぞかせました。