松山英樹7位で決勝Rへ 後半猛チャージ
米男子ゴルフツアーのソニー・オープン(ハワイ州ホノルル・ワイアラエCC)2日目。松山英樹選手(28)が、後半だけでスコアを7つ伸ばす猛チャージを見せました。通算9アンダー、トップと3打差の7位タイで決勝ラウンドに進出しました。
23位から出た松山選手は、10番ホールからスタート。11番から3連続ボギーをたたき、一時は予選通過も危うい位置までスコアを落としました。それでも18番でこの日初バーディーとすると、後半の3番から8番までで、5つのバーディーを奪います。
さらに最終9番(パー5)ではツーオンに成功し、イーグル締め。2日目は1イーグル、6バーディー、3ボギーでスコアを5つ伸ばして、通算9アンダー。首位と3打差の7位タイで決勝ラウンドに進出しました。
ホールアウト後、予選落ちの心配から一気に優勝争いとなったことに「ちょっと心臓がついていけないっすね」と話した松山選手。「14、15番ぐらいでショットがいい感じになって、パットさえ入れば、予選も余裕でクリアできると思っていた。きょうの後半みたいに入れば、優勝のチャンスも多くなると思う」と、2017年以来となる米ツアー優勝に向けて意気込みました。
日本勢では小平智選手(31)が、46位タイ(通算5アンダー)、木下稜介選手(29)が、57位タイ(通算4アンダー)で決勝ラウンドに進出しました。
一方、金谷拓実選手(22)は、スコアを伸ばすも1打及ばず、74位タイ(通算3アンダー)で予選落ち。石川遼選手(29)、香妻陣一朗選手(26)は133位タイ(通算4オーバー)で予選落ちとなりました。
写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ(C)