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「序盤はもう覚えていない」阪神・岡田監督もさすがに疲労気味 5時間16分の死闘は執念のサヨナラ

2023年8月13日 11:22
「序盤はもう覚えていない」阪神・岡田監督もさすがに疲労気味 5時間16分の死闘は執念のサヨナラ
阪神・岡田彰布監督
◇プロ野球セリーグ 阪神4×-3ヤクルト(12日、京セラドーム)

延長12回の戦いの末、佐藤輝明選手のサヨナラ犠牲フライで劇的勝利。9連勝を飾った阪神の岡田彰布監督は5時間を超える戦いに疲労した様子でした。

試合を振り返った岡田監督は「いやいや、長かったなと思いますよ」と疲れた様子で一言。心地のよい疲れか、と聞かれると「いやいや、心地よくないですね」と苦笑い。この試合のポイントを聞かれると「ポイント...ポイントはわからないですね。序盤はもう覚えていないですね」と話しました。

試合は1点を追いかける6回に坂本誠志郎選手のスクイズで同点。リリーフ陣は6回2番手の桐敷拓馬投手から6投手が無失点リレーでサヨナラを演出しました。延長12回にはリリーフの奮闘に応えるように中野拓夢選手が二塁打でチャンスを演出。ノーアウト満塁とし、佐藤輝明選手のサヨナラ犠牲フライで5時間16分の戦いに終止符を打ちました。

指揮官は「(12回は)負けはないのでね。引き分けでもいいし、楽なもんですよ。中野の二塁打でいけるなってそういう感じになった」と最後まで諦めない姿勢を見せたナインをたたえました。

これで今季2度目となる破竹の9連勝。それでも「なんとも思っていないです。別に毎試合勝つためにやっているだけで、積み重ねなので」と気を緩めず、「普通にやるだけです」と次戦を見据えました。