大栄翔 初優勝へ 接戦制し2敗守る
大相撲初場所12日目が東京・両国の国技館で行われ、前頭筆頭の大栄翔が2敗を守りました。
前頭七枚目の明生と対戦した大栄翔は、立ち合いで激しくぶつかった後まわしを取られる苦しい展開に。明生に土俵際まで追い込まれたところで体をひねり、突き落とし。一時は物言いがつきましたが、明生の手が着くのが一瞬早く、軍配通り大栄翔が勝利。初優勝へ2敗を守りました。
また、同じく2敗で優勝争いを繰り広げる大関・正代は前頭六枚目の竜電と対戦し、寄り切りで勝利。2敗を守り、2場所ぶりの優勝へ10勝目をあげました。
3敗で2人を追いかけていた大関・朝乃山は関脇・照ノ富士に敗れて4敗目となり、優勝争いから一歩後退しました。これで3敗の力士が不在となり、4敗で朝乃山、照ノ富士、明生、逸ノ城、琴ノ若の5人が並んでいます。
22日、大栄翔は竜電と、正代は関脇・隆の勝と対戦します。