×

萩野公介 2冠達成「成長できた」

2021年1月24日 17:56
萩野公介 2冠達成「成長できた」

競泳のKOSUKE KITAJIMA CUP 2021(東京辰巳国際水泳場)最終日が24日に行われ、リオ五輪で金メダルの萩野公介選手(26)が、男子200m個人メドレーで優勝を果たしました。23日の男子400m個人メドレーに続き、大会2冠を達成しました。

予選全体1位で、男子200m個人メドレー決勝に臨んだ萩野選手は、最初のバタフライでトップに立つと、得意の背泳ぎでリードを広げました。後半の平泳ぎ、自由形でもリードを保ち、予選から約2秒速い、1分58秒62で優勝。23日に優勝した男子400m個人メドレーに続き、男子個人メドレー2種目を制しました。

レースを終え萩野選手は、「正直トータルのタイムもあまり満足のいくものではないですけど、予選から泳ぎはしっかりと意識して修正できたと思うので、この1日の中では成長できたと思います」と収穫を口にしました。

今後に向けては、「ここからもっともっと大事な試合がたくさん増えてくるので、世界のライバルもいい記録で泳いでいる選手がたくさんいますし、僕も負けずに頑張っていきたいです」と、東京五輪代表選考会を兼ねた4月の日本選手権に向け、決意を新たにしました。

女子200m個人メドレー決勝では、大橋悠依選手(25)が大会新記録となる2分9秒86で優勝。こちらも、23日に優勝を果たした女子400m個人メドレーに続き、女子個人メドレーで2冠に輝きました。

男子50m自由形決勝では、3冠を目指した松元克央選手(23)が22秒61で4位。塩浦慎理選手(29)が22秒25で優勝を果たしました。

写真:日刊スポーツ/アフロ