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【箱根駅伝】青山学院大学 “はい上がってきた”2人の4年生 目片将大・横田俊吾が初の箱根路へ

2022年12月27日 0:06
【箱根駅伝】青山学院大学 “はい上がってきた”2人の4年生 目片将大・横田俊吾が初の箱根路へ
青山学院大学・目片将大選手(左)と横田俊吾選手(右)(写真:日刊スポーツ/アフロ・森田直樹/アフロスポーツ)

箱根経験“0”はい上がってきた2人の4年生

前回の箱根駅伝で10時間43分42秒の大会新記録を叩きだし総合優勝を飾った青山学院大学。その王者・青学のエントリーリストには、"はい上がってきた"2人の4年生も名を連ねています。(2022年12月にBS日テレでOAされた『徹底取材!!箱根駅伝 春夏秋冬 後編』より)

原晋監督は「我がチームのことだけを言えば、史上最強です」と今回のチームを評価します。エース・岸本大紀選手と近藤幸太郎選手の"2枚看板"を筆頭に、選手層の厚い青山学院大学。その中で、箱根駅伝を走ったことのない4年生の2選手も今回エントリーメンバー入りしています。

その1人は目片将大(めかた・まさひろ)選手です。3年生まで箱根駅伝を走ることはありませんでしたが、今シーズンは出雲駅伝と全日本大学駅伝でそれぞれ1区にエントリー。出雲では区間3位、全日本では区間2位を記録するなど好調ぶりを見せています。ラストイヤーの今回、初めてエントリーリストに名を連ねました。

もう1人は、副キャプテンの横田俊吾(よこた・しゅんご)選手。箱根駅伝にはエントリーされた経験はありましたが出番はなし。箱根を走ったことが一度もないまま4年生となりました。その横田選手、今年11月に行われた全日本大学駅伝では11位でタスキを受けると区間2位の走りでチームを5位に押し上げるなど大活躍。選手層が厚いチームでも存在感を見せています。

実はチームメートの岸本選手は中学時代のライバル。その岸本選手も「彼の努力する姿勢は自分としても見習わなければいけない」と話すなど横田選手はチームメイトからの信頼も厚いようです。

最初で最後の箱根駅伝へ かける思いは・・・

実力者がひしめき合う青山学院大学で "はいあがってきた"2人。最初で最後の箱根に向けて、気合い十分です。

目片選手「今年は出雲・全日本と走って、チームの主力としてしっかり自分が走るんだっていう覚悟を持っています。もちろん故障はできないですし、そういった自覚を持ってやっています」

横田選手「自分が出て活躍したいなと思っているので、デビューは遅くなりましたが、いかに他校のエースと戦えるか考えています」

箱根駅伝の連覇がかかる青山学院大学。目片選手、横田選手のはい上がってきた4年生たちが総合優勝に導くことができるのか注目です。