◇MLB　エンゼルス5x-4レンジャーズ(日本時間6日、エンゼル・スタジアム)

この日からア・リーグ西地区首位レンジャーズとの首位攻防戦3連戦。

エンゼルスの大谷翔平選手は、3番指名打者で出場。第1打席は変化球をとらえ、一塁手のミットをはじく痛烈な打球でしたが、二塁手の好カバーに阻まれ、ヒットをはなりません。

その後も大谷選手は、第4打席まで凡退。チームも9回まで1-4と3点のリードを許す敗色濃厚な展開となります。

それでもエンゼルスは9回2アウト1、2塁のチャンスを作るとウォーラク選手とレンヒーフォ選手が連続タイムリー。土壇場で3点を奪い、試合を振り出しに戻します。

そして4-4の延長10回ノーアウト1、2塁のサヨナラのチャンスで迎えた大谷選手の第5打席。

しかし、変化球をとらえきれず。ファーストゴロに大谷選手は唇をかみしめ悔しい表情。それでも一塁まで全力疾走し、ダブルプレーは回避。後続にチャンスを託します。

そして最後は意外な形で決着を迎えます。

レンジャースの5番手スボールズ投手の投じた初球は大きく外れ、キャッチャーが捕球できず。3塁ランナーがホームへ生還し、エンゼルスのサヨナラ勝利となりました。

大谷選手は、この日5打数ノーヒットで、7試合連続安打もストップ。首位攻防戦の大事な一戦だけに、悔しい表情ものぞかせる場面もありましたが、サヨナラの場面では、両手を広げて飛行機のようなポーズを取り、喜びを爆発させていました。

2位エンゼルスは5月負けなしの5連勝。首位レンジャースとのゲーム差は0となっています。