堀島行真銅メダル獲得 2大会ぶり表彰台
フリースタイルスキーの世界選手権は9日、カザフスタン・アルマトイで非五輪種目のデュアルモーグルが行われ、平昌五輪代表の堀島行真選手(23)が出場。前日8日に実施されたモーグルでは、19位となり予選落ちした堀島選手でしたが、デュアルモーグルで雪辱を果たしました。
準決勝でW杯年間総合9連覇中の絶対王者、ミカエル・キングズベリー選手(28=カナダ)に敗れたものの、3位決定戦を制し銅メダルを獲得。世界選手権では、モーグルと合わせ2冠を達成した2017年以来、2大会ぶりの表彰台にあがりました。
会見に応じた堀島選手は、「応援してくれる方もいる中で、きのう(モーグル)の成績だと帰れないという気持ちがあったんですけど、3位になることができて、まず1つお土産はできたのかなという気持ちでいます」と満足感を語りました。
また、今大会で海外勢の成長に焦りを感じたことを明かし、「トップでいつづける選手になるためには、その焦りを努力に変えていかなければいけないと思っています」と、1年後に迫った北京五輪も見据え、今後の戦いへ気を引き締めました。
写真:松尾/アフロスポーツ
※写真は2018年平昌五輪のもの